NO.30
堀切日出晴
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第三十夜「DVD AWARDS:2001」 その後編
さて今夜は、前夜で紹介しました第4回「THE DVD AWARDS」に続きまして、9つのDVD-SITE――「DVD Review」「Films on Disc」「Jboog's DVD's」「DVD Action」「Jumbo Dump」「Digitally OBSESSED」「DVD World」「DVD Punks」 「DVD Productions」――が選出したDVD AWARDSもご紹介いたします。さすがDVD-SITE選抜だけある、ちょっぴり幾分マニアックな内容をお楽しみいただければと思います。
候補となる権利がある作品は、2001年末までにリリースされた全北米盤タイトルで、発表は今年3月末。前夜の結果と見比べてみると――受賞部門数は少なくなっているんですが――かなり、オヨヨ! って感じでしょうか。
Ladies and gentlemen! The envelopment please!
■「BEST DVD PRODUCING STUDIO」部門
最優秀賞 「THE CRITERION COLLECTION」

以下、受賞プロダクションを列記しますと下記のようになります。
2. 「Columbia Tri Star」
3. 「New Line Cinema」
4. 「20th Century Fox」
5. 「Anchor Bay Ent.」
最優秀DVDプロダクション・スタジオ賞。これは当然でしょう。「CRITERION=基準、規範」。昨年もまさにまさにこのポリシー通りの、貴重な貴重な作品群をリリースしてくれました。2003年までの話題作リストは、HiVi誌7月号に記載してありますのでご覧ください。
「Columbia Tri Star」はSUPER-BITシリーズのリリースが大きなポイントとなりました。贅肉を落としてシェイプアップしただけではなく、パワー倍増で登場したSUPER-BIT盤。そのすべてが確実にクォリティアップしていますし、追加DTS音声も絶対の説得力!
「New Line Cinema」はプラチナム・シリーズの総合的な完成度に対して評価され、「20th Century Fox」はFIVE-STARコレクションに対して。共にDVD=資料館、というコンセプトに則った名盤を贈り出しました。
「Anchor Bay Ent.」はDD-EX & DTS-ESリミックス盤の企画に対して。サウンド面だけでなく、映像クォリティも飛躍的に向上しました。
上記の評価のために特別に対象とされたDVDタイトルはありませんが、アンカーベイに関しては「サスペリア:Limited Edition」がメイン対象になった模様。確かにそのお色直しぶり、絶対のインパクトがありましたもの。本盤は季刊「ホームシアター Vol.16/アンカーベイDVD特集」で解説していますので、是非ご参照ください。
■「BEST OVERALL DVD」部門
最優秀賞 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment


最優秀DVD賞。えっ、えっ?! と驚かれる方もいるのではないでしょうか? 各評価パート――VIDEO、AUDIO、FEATURES、MENUS、PRESENTATION――がそれぞれ100点を最高点に評価されるのですが、本作は、「VIDEO=99」「AUDIO=98」「FEATURES=99」「MENUS=98」「PRESENTATION=94」となっており、「FINAL DISC SCORE」は98ポイント。映像評価が最も高く、そのコメントは「驚愕に値するビジュアル」。また特典(DISC-2)のドキュメンタリーの評価も高い。「役者たちのコメンタリーがもう少し聞きたかった」という意見以外、マイナス・コメントが1つもない。但し、面白いのは「FILM SCORE」が68ポイントとBクラスに止まっていること。なかにはCクラス評価を与えたサイトもあって、DVDは「Definitive」だが映画としては「かなり情けない」となるようですね。
●評価コメント(原文紹介)
優秀「BEST OVERRALL DVD」は下記4作品。
2. 「STAR WARS:Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
●評価コメント(原文紹介)
3. 「The Godfather DVD Collection/ゴッドファーザー・DVDコレクション」
-Paramount Home Entertainment
●評価コメント(原文紹介)
4. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
●評価コメント(原文紹介)
5. 「Rebecca/レベッカ」-The Criterion Collection
●評価コメント(原文紹介)
■「BEST VIDEO QUALITY(COLOR)」部門
最優秀賞 「STAR WARS:Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
 
最優秀DVD(カラー作品)映像賞。これまた、えっ、えっ?! と驚かれる方もいるでしょう。極上映像のシークエンスとMPEG弊害がモロに表出するシークエンス、その差が極端なだけに(僕としましては)最優秀賞の選出には不満があります。PAL盤のクォリティは「番外地:二十一夜」で解説してますのでご参照いただきたいのですが、これがPAL盤最優秀DVD映像賞ならばわからぬでもない結果なんですけどねぇ。ここは11月登場予定の「STAR WARS:Episode II」のクォリティに期待しましょうか。
優秀「BEST VIDEO QUALITY(COLOR)」は下記4作品。
2. 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
3. 「PLANET OF THE APES(2001)/猿の惑星」
-20th Century Fox Home Entertainment
4. 「A KNIGHT'S TALE/ロック・ユー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
●評価コメント(原文紹介)
5. 「BLOOD: THE LAST VAMPIRE(同邦タイトル)」
-Manga Entertainment
●評価コメント(原文紹介)
■「BEST VIDEO QUALITY(B/W)」部門
最優秀賞 「Rebecca/レベッカ」
-The Criterion Collection

最優秀DVD(モノクローム作品)映像賞。LDやアンカーベイDVDで観る「レベッカ」は、陰気で暗い映画に思えてしまいます。確かにかなりダークな映像設計が施されているのですが、実はひじょうに清潔で、透明感があるのが真の「レベッカ」。クライテリオンはそれを目標にクリーンナップ&レストレーション・プレゼンテーション。DVDでは前述のアンカーベイからリリース済みですが、マスターはアンカーベイ盤とまったく異なりますので、「アンカーベイ盤があるからいいや」と言ってるあなた、要チェックですぞ。
クライテリオン(CRI)とアンカーベイ(A.B.)との差異をOPENING映像で観てみますと・・・。
1. Opening Titles are 「PICTURE BOXED」 vs. 「FULL FRAME」
CRI

A.B.
2. Selznick White House 「PICTURE BOXED」 vs. 「FULL FRAME」
CRI

A.B.
3. Title change
CRI

A.B.
●評価コメント(原文紹介)
優秀「BEST VIDEO QUALITY(B/W)」は下記4作品。
2. 「CITIZEN KANE:60th Anniversary Edition/市民ケーン」
-Warner Home Video
3. 「THE MAN WHO SHOT LIBERTY VALANCE/リバティ・バランスを撃った男」
-Paramount Home Entertainment
4. 「8 1/2」-The Criterion Collection
●評価コメント(原文紹介)
5. 「SOME LIKE IT HOT: Special Edition/お熱いのがお好き」
-MGM Home Entertainment
■「BEST AUDIO QUALITY」部門
最優秀賞 「BLOOD:THE LAST VAMPIRE」
-Manga Entertainment

Blood Trailer In Windows Media for 56K
最優秀DVDサウンド賞。これもまたまた、えっ、えっ、えっ?! この日本製アニメ、「U-571」のDTSサウンドトラックと同様のレベルで評価されてる! アニメーションのサウンドってここまで進化したんだ――的な驚きで迎えられているのですが、他作でも凄いサウンド作品があると思うんですけれどねぇ。でも、こうした大作DVDではない作品を堂々と評価する姿勢は、ひじょうに好感が持てます。「いいんだけど、アニメーションだしなぁ」的な偏見がないところが実に気持ちいいですねぇ。僕もちょっぴり反省・・・。ちなみにサウンド評価は下記。
●評価コメント(原文紹介)
2. 「STAR WARS:Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
3. 「APOCALYPSE NOW REDUX/地獄の黙示録:特別完全版」
-Paramount Home Entertainment
4. 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
5. 「PLANET OF THE APES(2001)/猿の惑星」
-20th Century Fox Home Entertainment
■「BEST FEATURES」部門
最優秀賞 「MONTY PYTHON & THE HOLY GRAIL/モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」
-Columbia TriStar Home Entertainment
 

最優秀特別映像作品賞。モンティ・パイソン版「アーサー王と円卓の騎士」。お馴染聖杯探索物語ですが、「くっ、くっ、くっ」と静かに笑うこと、数知れず。但し「モンティといえば吹替え版」と言う人には国内盤をお勧めしたいですね。画質、音質こそ米国盤に一歩譲りますが、「BEST FEATURES」部門受賞のおかしさは、国内盤の特典DISCで楽しんでもらったほうがBetterかもしれませんね。その評価対象となったFEATURESはこちら。
2. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
3. 「SUPERMAN:The Movie/スーパーマン」-Warner Home Video



「番外地三十夜」の校正段階で、下記のNEWSが報道されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020625-00000486-reu-ent
これは聖林における権利細分化、その弊害を意味します。
書類契約事項があまりに細かくなり、自らの首を絞めてしまうのですが、これは「バック・トゥ・ザ・フューチャー(本作はやっとDVD化の目処が立った)」や「インディー・ジョーンズ:トリロジー」等のDVD化においての弊害ともなっています。
4. 「STAR WARS:Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
5. 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
■「BEST PACKAGING」部門
最優秀賞 「LAWRENCE OF ARABIA/アラビアのロレンス」
-Columbia TriStar Home Entertainment

最優秀パッケージング賞。これは前編(第二十九夜)と一緒ですね。まるでハードカバー本のような「アラビアのロレンス」。内部の写真、作品詳細は「番外地:第十四夜」をご覧ください。ところで、やっぱりアンカーベイがないぞ。ど〜ゆ〜こと? ならば、というわけで、巻末に本年度の最優秀パッケージング賞を賑わしそうなアンカーベイ作品を紹介しちゃいますよ。このお話はまた後で。
2. 「AKIRA:Special Edition/アキラ」
-Pioneer Studios
後ほどレストレーション部門の受賞作を紹介しますが、ちなみに本盤のお色直しは下記の通り
レストレーション前:
レストレーション後:
3. 「BASIC INSTINCT:Special Edition/氷の微笑」
-Artisan Entertainment
4. 「Almost Famous: Untitled-The Bootleg Cut/あの頃ペニー・レインと:デラックス・ダブル・フィーチャーズ」
-DreamWorks Home Entertainment
5. 「MONTY PYTHON & THE HOLY GRAIL/モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」
-Columbia TriStar Home Entertainment
■「BEST CHILDREN'S/FAMILY DVD」部門
最優秀賞 「VEGGIE TALES:Lyle The Kindly Viking(日本未公開)」
-Big Idea

最優秀お子様/ファミリーDVD賞。アメリカで人気の「ベジー物語」。可愛い野菜たち(トマトのボブとキュウリのラリー)が活躍するアニメなのですが、ごめんなさい。さすがにこれは観てません(観てたら恐い?)。本作は、子供たちにキリスト教の主要な教えを伝えるための宗教音楽である「チルドレンズ・クリスチャン」の延長線上にあり、そのスタイルはユーモアを織り交ぜたひじょうにわかり易い内容で、お父さんお母さんも安心安心のDVD。
2. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
3. 「BEDKNOBS AND BROOMSTICKS:30th Anniversary Edition/ベッドかざりとほうき」
-Walt Disney Home Entertainment
4. 「RUGRATS IN PARIS: The Movie/ラグラッツのパリ探索隊」
-Paramount Home Entertainment
5. 「BABY DOLITTLE/ベイビー・ドリトル」
-Walt Disney Home Entertainment
■「BEST ANIMATED DVD」部門
最優秀賞 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
最優秀アニメDVD賞。「ファイナル・ファンタジー」の2冠です。僕としては次点の「シュレック」が好みなんですけれど。「シュレック」のPAL盤なんて、ホントに眼がこぼれ落ちそうなくらいの極上盤でしたし。
2. 「SHREK/シュレック」
-DreamWorks Home Entertainment
3. 「BLOOD: THE LAST VAMPIRE」
-Manga Entertainment
4. 「AKIRA:Special Edition/アキラ」
-Pioneer Studios
5. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
■「BEST MUSIC/CONCERT DVD」部門
最優秀賞 「THE WHO: LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL/フー:ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」
-Image Entertainment

2000年11月27日、ザ・フーは6ヵ月に及ぶ北米、イギリス・ツアーの最後をロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで飾りましたが、その最後の夜、超豪華ゲストを迎えたスペシャル・ライヴ盤。収録時間は144分。16×9のスクイーズ仕様。音声はDD-5.1と、お薦めのDTS-5.1。サウンドが渋いのは勿論、実に心地よく響きます。
2. 「DAVE MATTHEWS BAND: The Videos 1994-2001」
-BMG Music
3. 「THE RESIDENTS:Icky Flix」
-Koch Releasing
4. 「CAROLE KING:In Concert」
-Image Entertainment
5. 「U2:Elevation 2001-Live From Boston」
-Universal/Music
さぁさぁ、このままでは今回も2部構成になってしまいそうですので、一気に飛ばしますヨン。
■「BEST RESTORATION(PRE-1970)」部門
最優秀賞 「CLEOPATRA:Five Star Collection/クレオパトラ」
-20th Century Fox Home Entertainment
 

最優秀レストレーションDVD(-1970)賞。「モンロー・コレクション」にしろ「M★A★S★H」にしろ、FOX-Five Star Collectionに収められているレストレーション・デモンストレーションはひじょうに説得力があって、なおかつ購買者に対する良心と受け止めたいですね。この工程をきっちりプレゼンテーションしているのは、クライテリオンとFOXくらい。
2. 「CITIZEN KANE:60th Anniversary Edition/市民ケーン」
-Warner Home Video
3. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
4. 「Rebecca/レベッカ」
-The Criterion Collection
5. 「MON ONCLE/ぼくの伯父さん」
-The Criterion Collection
■「BEST RESTORATION(1970-1989)」部門
最優秀賞 「THE SHINING/シャイニング」
-Warner Home Video
 
最優秀レストレーションDVD(70年代-80年代)賞。NEW「キューブリック・コレクション」に収録されていた作品群のお色直しに歓喜した人、怒り狂った人(前作BOXを購入した人)数知れず。NEW「キューブリック・コレクション」に関しましては、「番外地:十七夜」をご覧ください。優秀賞を受賞した「黙示録:REDUX」は、フィルム・マスターがNEWテクニカラー・レストレーション・プロセスで蘇ってますから当然と言えば当然なんですが、通常盤との差がここまで開いてしまうと、う〜ん、やっぱり極上のフィルム・マスターは不可欠、ということ。わかっちゃいるんですけれどねぇ・・・。
2. 「SUPERMAN: The Movie/スーパーマン」
-Warner Home Video
3. 「APOCALYPSE NOW REDUX/地獄の黙示録:特別完全版」
-Paramount Home Entertainment
4. 「A PASSAGE TO INDIA/インドへの道」
-Columbia TriStar Home Entertainment
5. 「RADIO DAYS/ラジオ・デイズ」
-MGM Home Entertainment
■「BEST COMMENTARY」部門
最優秀賞 「SPARTACUS/スパルタカス」
-The Criterion Collection

最優秀コメンタリー賞。91年に再公開されたレストア・スーパー・テクニラマ・バージョンを解説するのは、以下の錚々たる顔ぶれ。
Audio commentary by actors Kirk Douglas, Peter Ustinov, novelist Howard Fast, producer Edward Lewis, restoration expert Robert A. Harris, and designer Saul Bass
「ハリウッド・テン」の1人、脚本のダルトン・トランボのオープニング・タイトルロール表記を巡る駆け引きは、コメンタリー・サスペンスとして1本の映画が撮れそう。「俺の名前を使え」と私欲丸出しだったキューブリックに対するダグラスの不快感、その時決断される「トランボ、単独ロール表記」、とか、聴き所は山ほどあります。お色直しの解説も、もう、ひとつの美術学術書ですもの。
個人的には「ゴッドファーザー」のコッポラ。三部作延々しゃべり続けるバイタリティ、自作への愛情、これに酔いましたけれど。それにしてもイタリア式井戸端会議で、まぁ、うるさいうるさい。
2. 「MONTY PYTHON & THE HOLY GRAIL/モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」
-Columbia TriStar Home Entertainment
3. 「STAR WARS:Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
4. 「The Godfather DVD Collection/ゴッドファーザー・DVDコレクション」
-Paramount Home Entertainment
5. 「Almost Famous: Untitled-The Bootleg Cut/あの頃ペニー・レインと:デラックス・ダブル・フィーチャーズ」
-DreamWorks Home Entertainment
■「BEST MENU SCREEN」部門
最優秀賞 「REQUIEM FOR A DREAM/レクイエム・フォア・ドリーム」
-Artisan Home Entertainment
 

最優秀メニュー・デザイン賞。最近は凝ったMENUを良く見かけますが、これも予算次第。かといって懲り過ぎもちょっと困りモノ。なかなか本編に入れないでイライラする人もいるのでは? その点PAL盤は「凝る」といっても画面デザイン自体に凝ってまして(動画は簡単なものが多い)、「ひでパル通信:Can.5」で紹介した「ヴィドック」のMENU画面などちょっとしたアートですもの。
2. 「MEMENTO/メメント」
-Columbia TriStar Home Entertainment
ちなみに先日リリースされた「Special Edition」のMENUはもっと凝ってまして、これは以下の通り。どこをクリックするんだぁ?っ!
3. 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
4. 「SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS:Platinum Edition/白雪姫」
-Walt Disney Home Entertainment
5. 「PLANET OF THE APES(2001)/猿の惑星」
-20th Century Fox Home Entertainment
■「BEST RE-ISSUE」部門
最優秀賞 「THE TERMINATOR:Special Edition/ターミネーター」
-MGM Home Entertainment
 
最優秀再発DVD賞。「再発」となれば、やっぱり特典を期待しちゃいますよねぇ。「ターミネーター」は2-DISCS仕様で、再発盤ならではの特典集に小躍りの方もいらしたはず。ホログラム・ジャケットも、ニンマリさせてくれる贈り物。
2. 「DO THE RIGHT THING/ドゥ・ザ・ライト・シング」
-The Criterion Collection
3. 「Almost Famous: Untitled-The Bootleg Cut/あの頃ペニー・レインと:デラックス・ダブル・フィーチャーズ」
-DreamWorks Home Entertainment
4. 「STANLEY KUBRICK COLLECTION/スタンリー・キューブリック:DVDスペシャルBOX」
-Warner Home Video
5. 「SILENCE OF THE LAMBS:The Special Edition/羊たちの沈黙」
-MGM Home Entertainment
■「BEST DOCUMENTARY FEATURE」部門
最優秀賞 「THE STUNT MAN:Limited Edition/スタント・マン」
-Anchor Bay Entertainment

最優秀ドキュメンタリー賞。限定10万セットで登場した「スタントマン」。DD-5.1EX、DTS-6.1ESのレストア・リミックス音声も魅力ですが、ここで評価されたのは、114分のNEWドキュメンタリー「The Sinister Saga of Making:THE STUNT MAN」=All new 114 minute documentary written, directed and narrated by Richard Rush, featuring interviews with Peter O'Toole, Steve Railsback and Barbara Hershey.
80年に公開された骨太な活劇でオスカーにも3部門でノミネート。しかし、これまた「未来世紀ブラジル」同様の銀幕裏の闘いがあったのです。最近のアンカーベイはユニバーサルのようにロング・インタビュー(ドキュメンタリー)を制作、収録してます(コレクターズ盤、限定盤に限りますが)ので要チェックですぞ。
●評価コメント(原文紹介)
2. 「CLEOPATRA:Five Star Collection/クレオパトラ」
-20th Century Fox Home Entertainment
3. 「STAR WARS: Episode I/スター・ウォーズ:エピソードI」
-20th Century Fox Home Entertainment
4. 「THE FRENCH CONNECTION:Five Star Collection/フレンチ・コネクション」
-20th Century Fox Home Entertainment
5. 「HANNIBAL/ハンニバル」
-MGM Home Entertainment
■「BEST EASTER EGG」部門
最優秀賞 「FINAL FANTASY/ファイナル・ファンタジー」
-Columbia TriStar Home Entertainment
最優秀隠しメニュー賞。なんせ2枚組の「F.F.」ですから、隠しMENUも豊富。しかしいつの間にやら「F.F.」が3部門受賞。前回も「トイ・ストーリー2」が最多賞受賞でしたけれど、CGアニメーションが健闘していますなぁ。実写モノにも頑張って貰わないと・・・。
隠しMENUの詳細はこちら。
はい、アキのPhoto Galleryのスタートです。「水着もあるでよ」って言っても、CG美女だからなぁ。まだまだその世界には堕ちないつもりなんですが、結構クラッときたりして。う〜ん、アキちゃぁぁ〜ん・・・。
こちらはアキの3Dキャラクター製造プロセス映像。
登場するのはアキとグレイのディナーデートシーン(ストーリーボード)
こちらは劇中メカ(乗物)のスケッチ・アート。
はい、ストーリー・ボードの登場です。だんなぁ、まだまだありまっせ。
こちらもストーリー・ボード集のアナザーバージョン。
2. 「ROCKY:25th Anniversary Special Edition/ロッキー」EASTER EGG:Stallone Meets Rocky
-MGM Home Entertainment
隠しMENUの詳細はこちら。
ここで受賞対象のクリップ「STALLONE Meets ROCKY」(約3分)が開幕。その名の通りスタローンがロッキーに出会うミニ・ストーリーです。
3. 「LARA CROFT:TOMB RAIDER/トゥーム・レーダー」EASTER EGG:Father/Daughter Interview
-Paramount Home Entertainment
隠しMENUの詳細はこちら。
下記2作は購入してませんので何ともコメントが。簡単な英語紹介しているサイトがありますので、下記タイトルをクリックして参照してください。
4. 「SILLY SYMPHONIES:Walt Disney Treasures Limited Edition Tin」
-20th Century Fox Home Entertainment
5. 「MICKEY MOUSE IN LIVING COLOR:Walt Disney Treasures Limited Edition Tin」
-MGM Home Entertainment
■「BEST LIMITED EDITION」部門
最優秀賞 「SUSPIRIA:Limited Edition/サスペリア」
-Anchor Bay Entertainment
 
最優秀限定盤DVD賞。なんせ季刊「ホームシアター:アンカーベイ特集」で、HiVi視聴室での視聴後――深夜ですよ、深夜――原因不明の呼吸困難に陥った経験がありますからね、この「サスペリア」。たった一人の視聴でしたし、そう言えば「決して一人では観ないで下さい」とか言ってたもんなぁ。あの時は、ホント、死ぬかと思った・・・。だからというわけではないですが、皆さんには、こんなカット(A)やこんなカット(B)、こんなカット(C)を見せちゃいますよ。でも一番恐いのは美少女ジェシカ・ハーパーが、今こんなになっちゃったこと・・・。恐いよ〜っ。
2. 「THE STUNT MAN:Limited Edition/スタント・マン」
-Anchor Bay Entertainment
3. 「AKIRA:Special Edition/アキラ」
-Pioneer Studios
4. 「BASIC INSTINCT:Special Edition/氷の微笑」
-Artisan Entertainment
5. 「MANHUNTER:Limited Edition/刑事グラハム:凍りついた欲望」
-Anchor Bay Entertainment
■「BEST BOX SET」部門
最優秀賞 「The Godfather DVD Collection/ゴッドファーザー DVDコレクション」-Paramount Home Entertainment
 


最優秀BOX-SET賞。コッポラとキューブリック。軍配はコッポラに。しかしこれは、どちらが選ばれてもおかしくないほどの重量級BOXセット。前述したように、一度同タイトル群のBOXがリリースされているキューブリックが、ちょっぴりマイナス点となったのも頷けるかも。但し映像&サウンド・クォリティはキューブリックの方が上を行きます。なんせ「ゴッドファーザー」3部作の、特に黒側の再現は、時にDVD映像の限界を見せつけてしまいますから。凄いんだけど、ちょっとキツイ。デジタル・ハイビジョンでの放送が待たれます。
2. 「STANLEY KUBRICK COLLECTION/スタンリー・キューブリック:DVDスペシャルBOX」
-Warner Home Video
3. 「THE ORIGINS OF FILM(1900-1920)」
-Image Entertainment
4. 「THE SIMPSONS:The Complete First Season」
-20th Century Fox Home Entertainment
■「BEST SPECIAL EDITION SERIES」部門
最優秀賞 「THE NEW LINE INFINIFILM」
最優秀特別盤シリーズ賞。クライテリオンはどの作品も「Special Edition」みたいなものですから、対象はCRI-DVD以外のプロダクションからのプレゼンテーション、ということになります。DVD時代になって、その記録容量を最大限利用した映画の学術書――これが増えていくこと、何とも嬉しいですねぇ。但し、まず絵ありき、音ありき、これを各社忘れないことを祈ります。
2. 「MGM Special Edition」
3. 「Columbia Tri Star Special(Collector's)Edition」
4. 「Fox Five Star Collection」
5. 「Universal Ultimate Edition」
最後に来年絶対に最優秀賞――「BEST PACKAGING」部門を受賞するだろうDVDの写真を掲載しておきましょう。絶対絶対の最優秀「BEST PACKAGING」部門はアンカーベイからの「死霊のはらわた:限定盤」。この気持ち悪い立体ジャケット。触るとムニュムニュ。映画に出てくる死霊の本「Book of Dead」を型どったデザインは、「死霊のはらわた2」のアニメーターで、続編「キャプテン・スーパーマーケット」でニューデザイインの「Book of Dead」をクリエートしたSFXアーティスト、トム・サリバン!


優秀「BEST FEATURES」部門もアンカーベイからの「ハイランダー:イモータル限定盤」でしょうか。シルバーに輝くこのジャケット。IMMORTAL=「不滅の」「不朽の」という意味ですね。お約束通り収録されたのはQUEEN Music Videos:「Who Wants To Live Forever」「A Kind Of Magic」「Princes Of The Universe」。この2作、共にDD-5.1EX、DTS-6.1ES仕様で、特典もたっぷり。「BEST LIMITED EDITION」部門ノミネートは間違いないでしょう。来年はアンカーベイの時代?
さて次回は暫く紹介してませんでした、恒例「HiVi本誌未紹介DVD特集」。これを徹底的にやりたいと思います。また分割UPになるかも・・・。
それにしても「THE DVD AWARD」、本年度の作品を対象にHiVi-Web内でもやりましょうかね。「番外地AWARDS:2002」とかいうタイトルで。皆さんからも選考作を募ったりして。かなりコアな事になりそうなんですけれど・・・。
それでは次夜まで、おやすみなさいませ。良い夢を。
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