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今月の米国盤:番外地
NO.45
堀切日出晴

第四十五夜
 気になるあのDISC、このDISC。


 今宵の番外地は「気になるあのDISC、このDISC」と題してお届けいたします。まずはその前編をお楽しみ下さい。  

◆COMING SOON!_DVD
 開幕はCOMING-SOON DISCから。今回はMENU画面、DISCデザインを中心にお届けします。
 その前にこの作品のジャケットをご紹介。写真をクリックして頂ければ拡大されます。

TITLE;STAR WARS TRILOGY


 やっぱりこのデザインに落ち着くんでしょうねぇ。ちょっと物足りない気もするんですけれど、それって僕だけ?


TITLE;KILL BILL:Volume 1


邦題「キル・ビル:Vol.1」。
 無国籍映画と言えば聞こえがいいが、縦横斜めのタランティーノ“やりたい放題”ムービー。この作品の面白さは、やはりタランティーノの映画青年ぶりを観ること、感じる事。国内盤もほぼ同時期に登場。クォリティは米国盤の方が上回ります。
 ただし注意点がひとつ。米国盤は北米公開R-Rated(111分)版。国内盤はバイオレンスシーン等が未編集のオリジナルUncut(113分)版。しかも単純に米国盤が短縮版というわけではなく、国内盤に未収録のカットもあり、なんと日本語字幕も収録。つまりは、2種類の「キル・ビル」を購入してね、というタランティーノからのメッセージなんでしょうねぇ。

 「キル・ビル:Vol.2」に関しても同様で、日本と香港公開版はオリジナルUncut版となり、タランティーノはこの件に関して_アメリカにおいては、「キル・ビル:Vol.2」のDVDがリリース後に「Kill Bill:Special Edition(2作品/Uncut版)」のリリースを考えている_と語っています。さて、どうなりますやら。「キル・ビル」に関しては、後編でマニアックにご紹介します。
ほんの一部ですがDVD-SHOTをご紹介しましょう。下記の写真をクリックして下さい。

円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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■DVDの詳細(オフィシャル・サイト)はこちら。

TITLE;THE HAUNTED MANSION:Widescreen Edition

 邦題「ホーンテッド・マンション」。
 「カントリー・ベア(02)」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(03)」に続く、ディズニーランド・アトラクションの映画化第3弾。主演は人気復活のエディ・マーフィー。監督は「スチュワート・リトル」シリーズのロブ・ミンコフ。
 不動産業者のジム(エディ・マーフィ)は、妻サラ(マーシャ・トマソン)と2人の子供と共にゴシック風の大邸宅を訪ねる。その理由は、屋敷を売却したいという主人と会うためなのだが、なんだか奇妙な雰囲気が漂っている。大雨で足止めをくった4人は屋敷で一夜を過ごすことになるのですが...。


 この作品はSFXと音の映画。とりわけサウンド・デザインは必聴。デザイナーは「アルマゲドン」「バッド・ボーイズ2」のロバート・L・セフトン。
 円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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TITLE;MASTER AND COMMANDER:2-Disc Collector's Edition


 邦題「マスター・アンド・コマンダー」。
 監督は「トゥルーマン・ショー」の寡作家ピーター・ウィアー。主演は今や聖林を代表する顔となったラッセル・クロウ。
 原作は“史上最高の歴史小説”と絶賛されたパトリック・オブライアンの海洋冒険シリーズ。舞台は19世紀初頭。登場するヒーローは、ナポレオン軍に立ち向かう英国海軍の艦長ジャック・オーブリー。そして軍医スティーヴン・マチュリン。この2人の冒険と友情を軸に物語は進んでいきます。


 

 なんたって今年のオスカー撮影賞、音響効果賞を受賞した作品ですから、お話の面白さ同様、まさに怒涛の絵と音に酔い痴れてください。AVナッツなら是非押さえておきたい1本です。

 撮影はラッセル・ボイド。オーストラリア時代は、ピーター・ウィアーと「ピクニック at ハンギングロック(75)」「誓い(81)」といった作品で高い名声を得ていましたが、聖林に活躍の場を移してからは本作が初のオスカー・ノミネート(受賞)となります。

 音響効果賞を受賞したのはリチャード・キング。サウンド・エディターとして「ロブ・ロイ(95)」「ウォーター・ワールド(95)」「ツィスター(96)」「ジャッカル(97)」に携わり、「マグノリア(99)」「アンブレイカブル(00)」で音響デザインを担当。02年の「サイン」」でオスカーにノミネートされて俄然注目されるようになりました。

円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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TITLE;STUCK ON YOU:Widescreen Edition


 邦題「スタック・オン・ユー(原題)」。
 主人公は2人で1人のシャム双生児。腰部が結合したままの双生児に、マット・ディモンとグレッグ・キナーが扮します。この手のちょっとヤバイ喜劇の監督といえば、やっぱりボビー&ピーター・ファレリー兄弟(「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」)でしょう。
 明るく元気で、なんでも一緒にこなす人気者のシャム双生児。ある日キナー扮するウォルトが「ハリウッド・スターになりたい!」と言い出したから、さぁタイヘン。ディモン扮するボブは「真っ平ご免」と思っているのですが、なにせ一緒に行動するしか方法がない。かくして2人の騒動記が開幕することに。

円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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TITLE;SHREK:3D Edition



 邦題「シュレック:3-D」。
 ユニバーサル・スタジオでもアトラクション上映されている「シュレック:4-D」。アトラクションでは可動式の椅子や、水やシャボン玉といった実際に体感できる効果を導入していますが、今回のDVDに収録されているのは、アトラクションに使われているオリジナルの3-Dマスター。内容は「シュレック」(この劇場公開版も収録されている)の続編となっていて、お馴染みのキャラクターが勢ぞろいします。勿論、3-Dメガネ付き。
 円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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■DVDの詳細(オフィシャル・サイト)はこちら。


TITLE;ORGAZMO:Special Edition


 邦題「オーガズモ」。
 モロB-MOVIE感覚の艶笑SFX活劇。DVDは完成しているのですが、権利その他の問題でStreet-Dateがオフィシャル・アナウンスされていません。「COMING SOON」の告知がされているので、もうすぐ登場となると思いますが、ヤバイ描写もテンコ盛りですから米国盤は押さえておきたいところ(作品紹介のサイトを下記にリンクしてありますので、是非ご覧下さい)。
円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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■オフィシャル・サイト(日本)はこちら。


TITLE;ED WOOD:Special Edition


 邦題「エド・ウッド」。
 DVDは完成しているにもかかわらず、権利問題でリリース未定のまま半年が過ぎました。ホントにリリースされるんかなぁ。WOWOWのトゥルーハイビジョン放送で満足しちゃった人も多いんだろうなぁ。特典も充実しているのに。なんだかもったいない...。

円盤の仕様は以下の通りです。下の写真をクリックして下さい。

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■DISCアート(拡大)はこちら。


◆3-D DVD Cover-Art

 続いては5月以降に登場する注目DVDのCOVER-ARTです。ここでは3-Dフォト(飛び出しませんけれど、拡大版です)でご覧頂きましょう。手に持った感じになって頂ければ幸いです。それでは写真をクリックして下さい。

■Release Date:2004.05.04

TITLE;THE PINK PANTHER FILM COLLECTION:6-Disc Collector's Set


 

お待たせ。「ピンク・パンサー」BOXセットです。ちなみに収録作品は下記の作品です。
・The Pink Panther (1964)
・A Shot in the Dark (1964)
・The Pink Panther Strikes Again (1976)
・Revenge of the Pink Panther (1978)
・Trail of the Pink Panther (1982)
・Bonus disc:
 "The Pink Panther Story"
 "Behind the Feline: The Cartoon Phenomenon"
 Collection of award-winning original cartoons:"The Pink Phink," "Pink, Plunk, Plink," "Psychedelic Pink," "Pinkfinger," "The Ant and the Aardvark," "The Great De Gaulle Stone Operation"


■Release Date:2004.05.04
TITLE;LAST SAMURAI:2-Disc Widescreen Edition

邦題「ラスト・サムライ」。ちなみに本作は下記のようなポスター・デザインがあります。 DVDジャケットに使われたのは上段左端のもの。個人的には上段右端のデザインが好きだったんですけれど。


■Release Date:2004.05.11
TITLE;THE GODFATHER:Widescreen New-Restore Edition


 邦題「ゴッドファーザー」。
 本作を完全修復したと発表したローリー・デジタルイメージ社。これまでにローリー・デジタルイメージが修復美術画を披露したDVD群は、名盤「北北西に進路を取れ」、「白雪姫」から「サンセット大通り」、そして「カサブランカ:公開60周年記念版」「インディ・ジョーンズ:トリロジー」等々。果たして本盤の出来は?


■Release Date:2004.05.18
TITLE;ENTER THE DRAGON:2-Disc Special Edition

 邦題「燃えよドラゴン」。
 初公開から30年が経ちましたねぇ。なんか感慨深いものがありますねぇ。ワーナー「2-Disc:SE」盤シリーズですから、当然クオリティはUPしているはずです。昨年放送されたハイビジョンのクオリティにはかなわないと思いますが、ハイビジョン未見(未収録)の方には必見の円盤になりそうです。


■Release Date:2004.05.18
TITLE;WYATT EARP:2-Disc Special Edition

 邦題「ワイアット・アープ」。
 こちらもワーナー「2-Disc:SE」盤シリーズ。本シリーズにはR-ALL仕様盤(作品によってはR-1〜4盤)が多数をを占めますから、「ワイアット・アープ」も「燃えよドラゴン」も同仕様になりそうです。それにしても「ワイアット・アープ」、僕は過小評価されすぎの作品に思えるんですけれど。


■Release Date:2004.05.25
TITLE;THE LORD OF THE RINGS:The Retune Of The King


 邦題「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」。
 未公開シーンとDTS-ES音声を収録した特別編の登場が控えているので、劇場公開版の購入をパスする人も多いかも。第76回オスカー作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、主題歌賞、編集賞、美術賞、衣裳賞、音響賞、視覚効果賞、メイクアップ賞の合計11部門を受賞。これはノミネート11部門をパーフェクト受賞する快挙。(過去に11部門という受賞は「タイタニック(97)」「ベン・ハー(59)」があり、この2作に並ぶオスカー賞史上最多受賞(タイ)記録! 
 でも個人的には「ふ〜ん、そうなんだ」程度のNEWS。「タイタニック」の時もそうでしたが、「ベン・ハー」とは比較対象にはならんのです。確かに忍耐忍耐で頑張っているんですけれど、「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジー。そんなわけで、劇場公開版(オスカー評価対象作)より後発の特別編の方がずっと興味があるんですけれど...。
 ちなみに第1作「ロード・オブ・ザ・リング:特別編」は、5/2(土)にNHK(BS-hi)でトゥルーハイビジョン放送されました。ちゃんとエアチェックしましたか?


■Release Date:2004.05.25
TITLE;SAVING PRIVATE RYAN:D-Day 60th Anniversary Commemorative Edition


 邦題「プライベート・ライアン」。
 「D-Day 60th Anniversary Commemorative Edition」とサブタイトルの付いた本盤ですが、残念ながらDTS音声は未収録。しかし、映像の転送レートを犠牲にしていない、という点では評価したいですね。本編のトリートメントも施されており、再発盤としての価値はありそうです。但し、以前NHK(BS-hi)で放送されたトゥルーハイビジョンのクォリティには到底かないませんけれど。


■Release Date:2004.06.01
TITLE;ALI:Director's Cut


 邦題「アリ」。
 「ヒート」のマイケル・マンが、モハメド・アリの半生に迫った骨太作。通常盤は157分のランニング・タイムでしたが、本盤では165分のディレクターズ・カット版を収録。PAL盤ではDTS音声が収録されていましたが、本盤では通常盤と同様にDD-5.1音声のみの収録となっています。WOWOWでの高画質放送を録画している方が本盤を評価する基準は、やはりディレクターズ・カット版という点になりそうです。


■Release Date:2004.06.01
TITLE;DAS BOOT:Uncut Mini-Series

 邦題「Uボート」。
 言わずと知れたウォルフガング・ペーターゼン監督の出世作「Uボート」。すでにスーパービット盤等で210分ディレクターズ・カットが登場していますが、もともと本作はTVのミニシリーズの再編集版。“オリジナルを観たい”という方たちへの朗報が本盤。収録はオリジナル293分バージョン。ジャケットも重厚なデザインで◎。
しかし210分版でもぐったり疲れたのに、まだ80分強も視聴するなんて?B健康状態のよい時に観てくださいね。

■Release Date:2004.06.01
TITLE;COP LAND:Exclusive Director's Cut

 邦題「コップランド」。
 監督はジェームズ・マンゴールド。彼は本作演出の後、「17歳のカルテ」「ニューヨークの恋人」を手がけています。舞台はNY市警の警官が多数住んでいる「コップランド」と呼ばれる街。警官の町という特殊な共同体。本作はそこで繰り広げられる内部腐敗を描いた社会派ドラマです。
 「Exclusive Director's Cut」とアナウンスされているのですが、現時点ではどの部分がDirector's Cutとなっているのか未定です。但し98年に発売されたDVDは104分バージョン(劇場公開版)ですが、本盤では116分バージョンが収録されている模様。また104分バージョンはLB仕様でしたが、本盤ではスクイーズ仕様となっています。当然絵と音のトリートメント済み。


■Release Date:2004.06.08
TITLE;MYSTIC RIVER:3-Disc Deluxe Edition

 邦題「ミスティック・リバー」。
 ショーン・ペンとティム・ロビンスにオスカー主演&助演男優賞をもたらした、クリント・イーストウッド演出による大人のためのミステリー。本作には本編の他、特典DISC+サントラCDが同梱されます。本編はオリジナル・ランニングタイムの137分。
デニス・ルへインの原作は以前読んでいたのですが、確かに人物の細かな描写は原作に勝てないにしろ、イーストウッドの演出は緩みを見せません。読んでから観るか?観てから読むか?それは皆さんにお任せいたしましょう。

 このダークなミステリーはエルロイの小説とは一線を画しますが、この映画をご覧になった後には是非エルロイの「わが母なる暗黒」をお読みになる事を薦めます。実の母を絞殺された少年エルロイ。歪んだ前半生。そして事件の再捜査。母への愛。そして憎悪。これは凄絶なる自伝です。この2作でどっぷりオチ込みますよ。


■Release Date:2004.07.06
TITLE;THE NAME OF THE ROSE

 邦題「薔薇の名前」。
 NTSC盤(廃盤)、PAL盤、そしてハイビジョン放送と、まともなプレゼンテーションがなかった、まさに呪われた作品。今回のリリース、果してどんな絵と音を魅せてくれるのでしょうか? ジャケット・デザインは、ちょっぴり野暮ったいのですが...。ジャケット・デザインで選べば、イタリア/リマスター盤がBEST。




 でも絵は、ちょっと悲しいくらいの仕上がりで、もう、がっくし(トホホ...)。スクイーズ仕様なんですけれど、コンポジット・マスターからのアップコン盤。なにがリマスター盤なんだよ〜ぅ。米国盤、期待しちゃうぞ〜っ!


■Release Date:TBA
TITLE;SHOWGIRLS:VIP Edition

 邦題「ショーガール」。
 エロエロおじさん=ポール・ヴァーホーヴェン再び。付いた仕様タイトルが「VIP Edition」。VIP=VERY IMPORTANT PERSONって、その世界の女の子にとっては、貸切りしてくれたり、チップくれたり、高額なプレゼントをくれたりと、とっても美味しい常連客のこと。そんな感じだわなぁ、このBOX盤。


さて「気になるあのDISC、このDISC」の後編は、「キル・ビル」、「マスター・アンド・コマンダー」を詳しくご紹介しましょう。


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