
クライテリオンからのお知らせ≪5≫ 逢びき/軍旗の下に/幸福なる種族/陽気な幽霊 (Blu-Ray, R-1)
THE CRITERION BLU-RAY NEWS
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2011年12月16日
クライテリオンから届いた3月リリースのBDライナップ。3/27に登場予定は、英国時代のデヴィッド・リーン作品を所収したBOXセット「デヴィッド・リーン・ディレクテッド・ノエル・カワード」)です。タイトルからもわかるように、英国を代表するマルチタレントであったノエル・カワードとのコンビ作4作品を収録しています。収録は(年代順)、第二次大戦に実際に起きた海戦を、ドキュメンタリータッチで描いた「軍旗の下に」(42)。カワードとリーンの共同監督作品であり、リーンの貴重な監督デビュー作です。「幸福なる種族」(45)は、リーンの実質的な初監督作品。カワードの戯曲の映画化作品で、第一次大戦終結から第二次大戦までのロンドン郊外を舞台に、ごく普通の家族の平穏な生活が描かれていきます。
カワードが製作を兼ねた「陽気な幽霊」(45)は、リーンの喜劇センスがいかんなく発揮された傑作。死んだ先妻の幽霊が、夫と新妻のもとへ現れ、しかもその姿は夫にしか見えないことによって起きる愉快な騒動が描かれていく。大作監督となって行くリーンのフィルモグラフィを見つめるうえでも貴重な作品です。そして最後は個人的にもベスト・オブ・リーンのひとつに数えたい「逢びき」(45)です。とにかく驚くほど完成度の高いメロドラマの秀作。主人公が回想するかたちで語られる、中流階級の主婦と医者のひそやかな情事。この作品で高い評価を得たリーンは、英国人監督として初めてオスカーにノミネートされることになります。
by 映画番長・堀切日出晴
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