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ダイ・ハード 2 |
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THE MOVIE
WOWOWで放送された「ダイ・ハード2」をご紹介。リピート放送は3/31(土)、午前9時50分からです。
第1作でナカトミビル占拠テロを解決した、ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事。第2作となる本作ではダラス空港の占拠テロ事件に挑みます。監督は最近ますますマイケル・チミノ化してきたレニー・ハーリン。「フォード・フェアレーンの冒険」で注目され本作の監督に抜擢。その後の数年間は大作、話題作を演出しましたが、その後は失速。「面白い」映画を連打していた頃のハーリンの手腕をお楽しみください。
とはいえ、第1作「ダイ・ハード」で創出されたジョン・マクレーンのキャラクターが出色のため、たとえ演出が中弛みしても最後まで集中して魅せてくれちゃうんですねぇ。あっという間の124分を、ハイビジョン絵画と共に堪能してください。

IMAGE-TRANSFER QUALITY
アスペクト16×9/2.35:1スコープサイズのHV放送。撮影ネガティヴは35mm。撮影プロセスはパナヴィジョン・アナモフィック。ラボはデラックス。米国、日本では70mm版(2.20:1アスペクト)も公開されましたが、35mmからのブローアップ版。
「ダイ・ハード 3」同様の、トリミング版/1.78:1/ハイビジョン・アスペクトでの放送かと思いきや、スコープサイズにてのオンエアで登場。やっぱり「ダイ・ハード」シリーズはスコープサイズじゃないとね。やったね、って感じです。公開は1990年。もう17年前の作品になってしまったんですねぇ。ちょっと驚きました。HDマスターは2001年7月リリース(米国盤)・リソースと同様と思われます。トランスファーは優秀。最新作のような鋭利な解像感はありませんが、総じて良好なコントラストを保持しています。
但し、ナイトシーンや暗い室内シーンが多いため、視聴前にコントラストとブライトネス(黒レベル)の若干のイコライジングが必要でしょう。また、カラータイミングをSFXショット(今ほどCG全盛ではない)に合わせており、幾分軟調に映るカットもあります。スキントーンは血の気を感じさせる仕上がり。ショットによってはマゼンタ系が強く表出することも。ハイライトにおけるディテイルは確保されますが、陰影部分のディテイルはもう少し欲しいところ。これはトランスファーによるものだけでなく、フィルム・リソースに起因していると思われるショットも多く確認できます。彩度は鮮度が高く、横なぐりに降り続くスノー・ショットの中でも、色彩はきっちりと表現されます。
撮影はオリヴァー・ウッド。本作の成功で、その後は「ファイス/オフ」「U-571」「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」を撮り上げています。いずれも黒と原色の使い方が魅力。このあたりの映像デザインは本作でも十分楽しめます。
AUDIO-TRANSFER QUALITY
サウンドはAAC5.1音声を収録。サウンド編集は、クリント・イーストウッドとのコンビで有名なのアラン・ロバート・マーレイ(最新作は「父親たちの星条旗」)とロバート・G・ヘンダーソン(「バード」「バッド・ボーイズ」)。リレコーディング・ミキサーは、セルジオ・レイエス(「デスペラード」「シン・シティ」)、リチャード・オバートン(「ダイ・ハード」「レッド・オクトーバーを追え」)、ケヴィン・F・クリーレイ(「ダイ・ハード」「アビス」/本作が遺作)、マイケル・ジロン(「リーサル・ウェポン2」)、テニソン・セヴァスチャン(「プレデター2」「戦場にかける橋:復元版」)、グレイ・G・ロジャース(「リーサル・ウェポン4」)という顔ぶれ。
サウンドは最新作ほどの分解能、Dレンジは保持しませんが、一貫して力強く、クリアーに響きます。ダイアローグは終始明快。サウンドデザインはフロントステージに向かった形で細密にデザインされていますが、サラウンドも重量感があり休止する暇がありません。AAC圧縮の弊害は高域の伸び不足に表出します。Blu-Rayが登場した時に収録されるはずのDTS-HD音声が楽しみです。

HiVi-SHOWCASE
本作に続く第3作では、ニューヨークでの連続爆破テロと戦ったマクレーン刑事。そして今年の6/29には、シリーズ第4作が12年ぶり(!)に全米公開されます。主演は、勿論、ブルース・ウィリスですが、初老のマクレーンの活躍も楽しみです。
原題は「Live Free Or Die Hard」。ニューハンプシャー州のスローガン「Live Free or Die(自由に生きろ、さもなければ死ね)」にインスパイアされたもの。まさにシリーズにピッタリのタイトル。邦題は「ダイ・ハード 4.0」(これってBlu-Ray化のあかつきには、センターチャンネル、サブウーファーなしで聴け、ってこと?)。
物語はアメリカ全土にサイバーテロを仕掛けるハイテク・テロリストに挑む、(ローテクな)マクレーン刑事の姿を描きます。監督は「アンダーワールド」シリーズのレン・ワイズマン。製作には、ブルース・ウィリス、ジョン・マクティアナンが名を連ねます。敵役には「シリアナ」「007/カジノ・ロワイヤル」のジェフリー・ライト。最近お気に入りの「M:I:3」のマギー・Qも出演。夏が待てない!?
by 映画番長・堀切日出晴
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Year 1990年
監督 レニー・ハーリン 製作 ローレンス・ゴードン ジョエル・シルバー チャールズ・ゴードン
製作総指揮 マイケル・レヴィ 原作 ウォルター・ウェイジャー
脚本 ダグ・リチャードソン スティーヴン・E・デ・スーザ
撮影 オリバー・ウッド 特撮 ILM 音楽 マイケル・ケイメン 出演 ブルース・ウィリス ボニー・ベデリア ウィリアム・サドラー フランコ・ネロ アート・エヴァンス デニス・フランツ ウィリアム・アザートン ロバート・パトリック ジョン・レグイザモ
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