パナソニック、世界初“3DフルHD”ビエラ
54V型、50V型の2機種でスタート【更新】

TH-P54VT2/-P50VT2、TH-P50V2/-P46V2/-P42V2のココが新しい

4月23日、3D対応プラズマテレビ〈ビエラ〉発売!

 来る4月23日、パナソニックから、いよいよフルハイビジョン3D対応プラズマテレビ〈ビエラ〉VT2シリーズ「TH-P54VT2」「TH-P50VT2」が発売となる。サイズは54V型と50V型。昨年秋のCEATECレポートにもあった通り、50V型を含む形でスタートした。製品には、アクティブシャッター方式の「3Dグラス」1つを同梱している。別売で、グラスの追加も可能(オープン価格:実勢価格1万円前後)。

 また、3D対応テレビの発売に先駆けた3月5日には、2Dのプラズマテレビ〈ビエラ〉V2シリーズ「TH-P50V2」「TH-P46V2」「TH-P42V2」が登場。3Dビエラと同じ、新開発の「フル・ブラックパネル」を搭載した3モデルだ。

【プラズマテレビ】
シリーズ
タイプ
型名
サイズ
画素数
HDMI端子
ネイティブコントラスト
実勢価格
発売日
VT2
3D
TH-P54VT2
54V型
1920×1080
4系統
500万:1
53万円前後
4月23日
TH-P50VT2
50V型
43万円前後
V2
2D
TH-P50V2
36万円前後
3月5日
TH-P46V2
46V型
30万円前後
TH-P42V2
42V型
26万円前後

※価格はすべてオープン

 さらに、液晶テレビ〈ビエラ〉のG2シリーズに「TH-L37G2」「TH-L32G2」が、S2シリーズに「TH-L37S2」が加わった。以上、計8モデルが今回発表された〈ビエラ〉のラインナップとなる。

【液晶テレビ】
シリーズ
型名
サイズ
画素数
HDMI端子
コントラスト
実勢価格
発売日
G2
TH-L37G2
37V型
1920×1080
3系統
2万:1
16万円前後
2月26日
TH-L32G2
32V型
1366×768
11万円前後
S2
TH-L37S2
37V型
1920×1080
14万円前後

※価格はすべてオープン

新開発の「フル・ブラックパネル」で、没入感のある3D映像を

 各地で「3D元年」と言われている2010年。2008年の春、韓国企業のヒュンダイから3D対応テレビが発売されたが、国内メーカーでその先陣を切ったのは、やはりパナソニックだった。なお、3D対応のフルハイビジョンモデルは世界初。CEATECでは「3D対応テレビは、最小が50V型になる予定」ということだったが、今後、上下のサイズ展開の構想もあるという。初回モデルが54V型と50V型になった背景には、「3Dの臨場感を体感していただくには、やはり大画面で」という思いがあったそうだ。

 今年、パナソニックは「プラズマ大革命」と銘打ち、新たに「フル・ブラックパネル」を開発。これにより、1)高い色再現性、2)リアルな黒、3)大画面、4)解像度、の4つの条件を満たした、“引き込まれるような没入感”を持つ3D映像の再生を目指した。

 今回同社が採用した「フレームシーケンシャル方式」は、左眼用と右眼用に交互に再生される映像を、専用のアクティブシャッターメガネを通して観るもの。左眼用に毎秒60コマ、右眼用に毎秒60コマの、毎秒計120コマを交互に表示するため、「高速表示レスポンス」が求められることになる。パナソニックでは「インパルス発光方式で応答性が速いプラズマは、3D表示に有利」と考え、その特性を元に開発したのが、前述の「フル・ブラックパネル」だ。短残光の新「高密度蛍光体」と、残光時間を短くした「新発光制御」により、左右の映像が重なって見える「2重像」を抑える。

 加えて、同梱の「3Dグラス」は、プラズマテレビの発光と、メガネのレンズ部の開閉タイミングをシンクロさせている。こうして不要光をカットし、パネルとグラスの両面から2重像を低減する仕組みだ。

業界最高、ネイティブコントラスト500万:1

 また、予備放電レス発光により、業界最高値となるネイティブコントラスト500万:1を実現。これにより、「引き込まれる黒」を表現する。さらに「低反射ディープブラックフィルター」を搭載することで、外光の映り込みを抑え、明所コントラストを約2倍にアップ。一層深い「黒」を再生する。発光効率は、09年モデルのプラズマディスプレイの約2倍、07年モデルの約4倍に向上。効率向上により、省電力もアップさせた。

 そして、3D映像を視聴するために必要な「3Dグラス」は、年令や性別を問わない「かけやすさ」を追求した。曲がりやすい構造と樹脂素材により、顔にフィットする作り。大小2種類のノーズパットと専用バンドが用意されており、自分の合わせやすい位置に設定できる。重量は63グラムで、長時間かけても疲れない重さにした。

 発表会の冒頭、「エポックメイキングとなるこの瞬間を、皆様とシェアできて嬉しいです」と挨拶した、パナソニック株式会社 役員 デジタルAVCマーケティング本部 本部長 西口史郎氏によると、2Dから3Dモデルへ製品をバージョンアップさせたとき、価格のイメージは「テレビでは7万円、BDレコーダーでは2万円の追加」だという。想像よりも低く抑えられた印象だが、これは「お求めやすい価格設定にして、より多くの方に3Dを体験していただきたい」から。いずれは、3Dに対応したムービーカメラなども開発していきたいということだ。

贅沢に「フル・ブラックパネル」を使用した、2Dのプラズマテレビ

 3D対応プラズマテレビに加え、2Dのプラズマテレビ「TH-P50V2」(50V型)、「TH-P46V2」(46V型)、「TH-P42V2」(42V型)も発売される。パナソニックでは「大画面テレビはプラズマ」と考えているということで、この3サイズの登場となった。

 これらのモデルにも、「フル・ブラックパネル」を使用。上記の3D対応モデルと同じく、ネイティブコントラストは500万:1だ。発光効率の向上により、省電力化も実行。年間消費電力量は、V1シリーズよりも約20%削減されている。

 そのほか、視聴環境をセンサーで感知し、明るさや黒レベルをシーンごとに制御する「AI機能」や、映画オリジナルの色をリマスターする「ハリウッドカラーリマスター」機能も搭載されている。また、テレビCMでお馴染みの「エコナビ」機能もあり。部屋の明るさに合せて画質を調節するなど、自動的に節電を行なう。

2010年2月9日
HiVi WEB 佐藤めぐみ

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最終更新 11.12.20 15:43

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