「コピーワンス」改善に関する答申について、麻倉さんのコメントが届きました!
1コンテンツ3回×平均視聴者数3人=9回コピー許可
一部報道機関によれば、総務相の諮問機関である情報通信審議会は、12日に開催した「情報通信政策部会 デジタルコンテンツ流通促進等に関する検討委員会 第19回」において、地上デジタル放送のコピー制御に関する新しい方針を発表したという。
地上デジタル放送のコピー制御については、2006年ごろよりその制限を撤廃する方向で検討が始まっていたが、デジタルコンテンツの権利保有者および制作サイドより不満の声も高く、その後の動向が注目されていた。今回の検討委員会では、来る7月19日に開催される中間答申案 検討へ向けて、その骨子が発表された格好。そこでは具体的な改善策として提案された、以下4案に関する議論の経緯が示された。
1.コピーワンス方式(現行方式)
1度(1世代)のみ記録が許される。2度目はコンテンツの移動という概念である
2.「EPN(Encryption Plus Non Assertion)」(出力保護付コピー可)
視聴可能な状態でインターネットへ送信できないという制限がつく。事実上のコピーフリー。
3.「COG(Copy One Genrration)の考え方の適用
2度目(2世代)までの記録が許される。2度目(2世代目)なら複製数に制限はない
4.「COG(Copy One Genrration)の考え方の適用+何らかの制限
2度目(2世代)までの記録が許される。今回の提案では、2度目(2世代目)の複製数に制限を設ける手法が提案されている.最終記録時は移動となり、オリジナルは残らない。
今回の情報通信審議会では、このうちの4が採用されることがほぼ固まったというわけである。制限数は9回。その根拠は1コンテンツにつき3回で、これは今後登場が予想されるさまざまなポータブル機器への対応を考えた結果という。それに1世帯あたりの平均視聴者数3人をかけて9回というわけである。10回目の記録は移動(ムーブ)となり、元のメディアにはコンテンツは残らない。
地上デジタル放送のコピー制御については、2006年ごろよりその制限を撤廃する方向で検討が始まっていたが、デジタルコンテンツの権利保有者および制作サイドより不満の声も高く、その後の動向が注目されていた。今回の検討委員会では、来る7月19日に開催される中間答申案 検討へ向けて、その骨子が発表された格好。そこでは具体的な改善策として提案された、以下4案に関する議論の経緯が示された。
1.コピーワンス方式(現行方式)
1度(1世代)のみ記録が許される。2度目はコンテンツの移動という概念である
2.「EPN(Encryption Plus Non Assertion)」(出力保護付コピー可)
視聴可能な状態でインターネットへ送信できないという制限がつく。事実上のコピーフリー。
3.「COG(Copy One Genrration)の考え方の適用
2度目(2世代)までの記録が許される。2度目(2世代目)なら複製数に制限はない
4.「COG(Copy One Genrration)の考え方の適用+何らかの制限
2度目(2世代)までの記録が許される。今回の提案では、2度目(2世代目)の複製数に制限を設ける手法が提案されている.最終記録時は移動となり、オリジナルは残らない。
今回の情報通信審議会では、このうちの4が採用されることがほぼ固まったというわけである。制限数は9回。その根拠は1コンテンツにつき3回で、これは今後登場が予想されるさまざまなポータブル機器への対応を考えた結果という。それに1世帯あたりの平均視聴者数3人をかけて9回というわけである。10回目の記録は移動(ムーブ)となり、元のメディアにはコンテンツは残らない。
「回数管理」よりも「世代管理を」望む麻倉怜士氏
これを受けて、以前からコピーワンスの撤廃について主張を続けてきたオーディオビジュアル評論家の麻倉怜士氏からは、以下のようなコメントが届けられている。
「大問題となっていたデジタル放送のコピーワンス改善において、9回のコピーができる「コピーナインス」がほぼ固まったようだが、私はこの解決法はコピーワンスの問題に対しては有効な対策とはいえるが、根本的なところはまったく解決されていないことを強く警告したい。
まず「9回」という回数については、私がHiVi誌2006年4月号『どうなる? コピーワンス』に書いた「コピーワンスは8回になる」との予想はほぼ当たった形になる。しかし、私が主張していたのは、「回数管理」ではなく、「世代管理」である。その部分が今回はネグレクトされているのである。
9回コピーとは、オリジナルのハードディスク収録コンテンツからパッケージメディアに「1世代のみのダビング」が9回可能ということだ。ところが、実際問題としてハードディスクの容量には限りがあり、そういつまでも溜めておくわけにはいかない。ダビングしたパッケージメディア(BD-Rなど)からもういちど、ハードディスクに戻すことができれば容量の問題は解決する。さらに、ひとりアーティストでまとめようというコンピレーションも編集できる。しかし、今回のコピーナインスではそれは不可能。結局、今回の決着は、一般大衆から猛烈な抗議が来る前に、なんとか妥協点を見つけようということであり、本当のオーディオビジュアルファンのニーズには残念ながら応えていないと言わざるをえない。(麻倉怜士)」
「善意の利用者が家庭の中で普通にコンテンツを楽しむことが妨げられない」(情報通信審議会資料より)ことを優先した今回の答申案骨子。あなたはどう考えますか?
「大問題となっていたデジタル放送のコピーワンス改善において、9回のコピーができる「コピーナインス」がほぼ固まったようだが、私はこの解決法はコピーワンスの問題に対しては有効な対策とはいえるが、根本的なところはまったく解決されていないことを強く警告したい。
まず「9回」という回数については、私がHiVi誌2006年4月号『どうなる? コピーワンス』に書いた「コピーワンスは8回になる」との予想はほぼ当たった形になる。しかし、私が主張していたのは、「回数管理」ではなく、「世代管理」である。その部分が今回はネグレクトされているのである。
9回コピーとは、オリジナルのハードディスク収録コンテンツからパッケージメディアに「1世代のみのダビング」が9回可能ということだ。ところが、実際問題としてハードディスクの容量には限りがあり、そういつまでも溜めておくわけにはいかない。ダビングしたパッケージメディア(BD-Rなど)からもういちど、ハードディスクに戻すことができれば容量の問題は解決する。さらに、ひとりアーティストでまとめようというコンピレーションも編集できる。しかし、今回のコピーナインスではそれは不可能。結局、今回の決着は、一般大衆から猛烈な抗議が来る前に、なんとか妥協点を見つけようということであり、本当のオーディオビジュアルファンのニーズには残念ながら応えていないと言わざるをえない。(麻倉怜士)」
「善意の利用者が家庭の中で普通にコンテンツを楽しむことが妨げられない」(情報通信審議会資料より)ことを優先した今回の答申案骨子。あなたはどう考えますか?
2007年7月13日
メディアマーケティング部・K
最終更新 11.12.20 15:45






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