新星ハイエンドオーディオ デジタルドメイン誕生。デジタルパワーアンプ、DACのお披露目
SITを使用したパワーアンプB-1a、MSBテクノロジーのDACモジュール搭載機D-1a&D-1b
昨日、ハイエンドオーディオの新ブランド デジタルドメインの設立が発表された。発表会では、静電誘導トランジスタ(SIT)を搭載したパワーアンプB-1a、MSBテクノロジーを採用したD/AコンバーターD-1aおよびD-1b、これら新製品3機種のほか、参考出品としてデジタルプリアンプ、マルチビットSACDプレーヤーが紹介された。それぞれの製品を解説する前に、新ブランド デジタルドメイン設立のいきさつについてご説明しよう。
デジタルドメインは、アスキー創業者の西和彦氏が、アスキーを辞め、大学の研究室で研鑽を積み重ねてきたデジタル技術、音響技術を、製品として世に送り出すために設立した株式会社。社長に西和彦氏が、会長にヤマハ元専務の持田康典氏が就任する。持田氏は、ヤマハ電子楽器の半導体デバイスを立ち上げた人物。この半導体開発が、のちにヤマハAVセンターの自社LSI開発へと発展する。西氏が工学院大学で博士号を取得したとき、教鞭をふるっていたのが、持田氏。持田氏の師でもある元東北大総長の西澤潤一博士が開発したSITを核に、スタジオクォリティの現音忠実再生を目指す。
デジタルドメインは、アスキー創業者の西和彦氏が、アスキーを辞め、大学の研究室で研鑽を積み重ねてきたデジタル技術、音響技術を、製品として世に送り出すために設立した株式会社。社長に西和彦氏が、会長にヤマハ元専務の持田康典氏が就任する。持田氏は、ヤマハ電子楽器の半導体デバイスを立ち上げた人物。この半導体開発が、のちにヤマハAVセンターの自社LSI開発へと発展する。西氏が工学院大学で博士号を取得したとき、教鞭をふるっていたのが、持田氏。持田氏の師でもある元東北大総長の西澤潤一博士が開発したSITを核に、スタジオクォリティの現音忠実再生を目指す。
130dB以上という脅威のS/N比
それでは、新製品3機種について、順を追ってご紹介していこう。まずは、D/Aコンバーターの2機種。現在、レコーディング・スタジオでは、24ビット/176.4kHzもしくは192kHzがデジタルマスターの主流とされている。これを受けて、D-1a、D-1bでは、米MSBテクノロジー社のマルチビットDACモジュールを採用。D-1aが最上級のMP-ACD311を、D-1bがMP-ACD512を内蔵する。MP-ACD512からMP-ACD311へのアップグレードも、検討しているとのことだ。ともに、デュアル24ビット独立で、理論的には3MHzまで追従可能な高速ラダー方式(動作確認は192kHzまで)を採用する。130dB以上という脅威のS/N比を実現。また、CDの16ビット/44.1kHz信号を、最大24ビット/192kHzにアップサンプリングすることも可能だ。DSPフィルタDSP-24を搭載し(DSPにはSHARCを採用)、フィルタ選択による音の違いを楽しむこともできる。クロックについては、このSHARCと大容量メモリー、水晶発振子を利用して、ウルトラクロックを実現している。ただ、記者会見では、将来的にGPSのセシウムクロックを使っていきたいという発表があった。
SACDのDSD信号については、デジタル・デシメーションフィルターを介して、マルチビットに復元するアプローチを取る。今回、DSPデシメーション・フィルターDSD224Bは、参考出品のSACDプレーヤーに内蔵。DSPには、AVセンターの演算回路にも用いられるSHARCを4つ搭載する。
SACDのDSD信号については、デジタル・デシメーションフィルターを介して、マルチビットに復元するアプローチを取る。今回、DSPデシメーション・フィルターDSD224Bは、参考出品のSACDプレーヤーに内蔵。DSPには、AVセンターの演算回路にも用いられるSHARCを4つ搭載する。
ヤマハのB-1を現代に蘇らせる
一方、A級デジタルアンプB-1aは、ヤマハの往年のSITアンプB-1、B-2、B-3をベースにしたモデル。当時のB-1設計者、横山健司氏に新時代のSITアンプ制作を依頼し、できあがったのがこのB-1aである。型名のB-1aは、B-1に肖って命名されたものである。SITの特許は、デジタルドメインに移譲され、本機は、静電誘導トランジスタ2SK77Bをパワーデバイスに選択した。2SK77Bもオリジナルのヤマハ製2SK77を進化させたものである。SIT素子は、すべての信号増幅段に採用されている。
B-1aの電源は、ヒートシンクを挟んで本体前面に搭載される。よい音のするアンプは、電源部が強いという西氏の経験則により、B-1aでは前面部すべてを占める強力な大型トランスを実装する。B-1aは、複数台を連結して使用可能。1台あたり、150W×2chのアンプを内蔵する。西氏は、スピーカーのネットワーク回路を使わずにマルチアンプ、マルチダックを目指しており、こうした理由から、このような拡張性を持たせている。
B-1aの電源は、ヒートシンクを挟んで本体前面に搭載される。よい音のするアンプは、電源部が強いという西氏の経験則により、B-1aでは前面部すべてを占める強力な大型トランスを実装する。B-1aは、複数台を連結して使用可能。1台あたり、150W×2chのアンプを内蔵する。西氏は、スピーカーのネットワーク回路を使わずにマルチアンプ、マルチダックを目指しており、こうした理由から、このような拡張性を持たせている。
2008年2月22日
メディアマーケティング部・KEN
- デジタルドメインのホームページ
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最終更新 11.12.20 15:44






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