裸眼での3Dテレビを一斉展示、時代はメガネレスへ
業務用では、メガネレスの3Dディスプレイへ
今週金曜16日まで、フラットパネルディスプレイ関連の技術が一堂に集まった国際フラットディスプレイ展「Display2010」が東京ビッグサイトで開催中だ(主催リード エグジビジョン ジャパン)。今年の展示はまさに3D一色といった様相。日本のテレビメーカーの出展は見合わせられているが、業務用途をメインとした3Dディスプレイ、それも裸眼視での3D視聴が可能な製品が集まったのが特徴だろう。
まずニューサイトジャパン。パララックス(視差)バリア方式を採用した70インチの液晶ディスプレイを参考展示。メガネなしで、3D映像が楽しめる。これは、デジタルサイネージ=街頭広告をターゲットにした製品で、3D映像=コンテンツの製作から、再生装置、そしてディスプレイまでをパッケージとして受注するという仕様となっている。ディスプレイ自体は、前面に特殊なフィルターを貼りこむことで、メガネなしでも、右目には右目用の映像を、左目には左目用の映像を送り込む仕掛けが施されている。来週パナソニックから発売される3Dプラズマテレビは、右目、左目、二つの視差の映像を表示するが、こちらは八視差の映像を作り出して表示させることで、メガネレスの3D映像を可能にしているという。再生はパソコンから行ない、専用のソフトで八視差を作り出して3D映像とするようになっている。そのため、現在では、家庭用、あるいは業務用のプレーヤーなどの映像を入力して(2D-3D変換したものを含めて)、3D映像を表示させることはできない。
また、ニューサイトジャパンでは、3Dビデオ制作講座付きの3Dポータブルリグの発売も行なっており、立体映像を撮影するためのカメラを固定する台(カメラは別)と、それを使って撮影した映像を3Dに編集するためのテクニックを教える講座を開催している。
VMJでは、ドイツ・ビジュモーション社が開発した裸眼で3D視聴が可能な65インチのディスプレイを展示して、3Dデジタルサイネージへの展開を訴求。5台のカメラを使ったマルチビュー立体視システムで撮影した映像を用いての3D表示のほか、グーグルアースや、CG制作によるゲームソフトのように、2Dでありながらデプス情報(奥行きなどの距離情報)を持った映像を、3Dに変換して表示できるステレオドライバー(ソフトウェア)も展示していた。
面白いところでは、通常の3Dディスプレイのように、両目の視差を利用して立体感を出すのではなく、液晶パネルを2枚重ねて、前面と背面に表示する絵柄をコントロールすることで、奥行き感を出すマルチレイヤーディスプレイの展示もあり。これは、ピュアデプスの製品で、すでにラスベガスのカジノなどへの搬入実績があるもの。液晶を2枚重ねることによる光量の低下を、LEDバックライトを使うことで補い、明るさを確保している。目立たせたい映像を前面に表示させることで、奥行き感を得られる、ある意味コロンブス的な発想ながら、効果のある奥行き表示を実現していたのが面白いものだ。
●「Display2010」
4月14日(水)から16日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催中
入場料5000円(専用サイトより登録すれば無料になります)
まずニューサイトジャパン。パララックス(視差)バリア方式を採用した70インチの液晶ディスプレイを参考展示。メガネなしで、3D映像が楽しめる。これは、デジタルサイネージ=街頭広告をターゲットにした製品で、3D映像=コンテンツの製作から、再生装置、そしてディスプレイまでをパッケージとして受注するという仕様となっている。ディスプレイ自体は、前面に特殊なフィルターを貼りこむことで、メガネなしでも、右目には右目用の映像を、左目には左目用の映像を送り込む仕掛けが施されている。来週パナソニックから発売される3Dプラズマテレビは、右目、左目、二つの視差の映像を表示するが、こちらは八視差の映像を作り出して表示させることで、メガネレスの3D映像を可能にしているという。再生はパソコンから行ない、専用のソフトで八視差を作り出して3D映像とするようになっている。そのため、現在では、家庭用、あるいは業務用のプレーヤーなどの映像を入力して(2D-3D変換したものを含めて)、3D映像を表示させることはできない。
また、ニューサイトジャパンでは、3Dビデオ制作講座付きの3Dポータブルリグの発売も行なっており、立体映像を撮影するためのカメラを固定する台(カメラは別)と、それを使って撮影した映像を3Dに編集するためのテクニックを教える講座を開催している。
VMJでは、ドイツ・ビジュモーション社が開発した裸眼で3D視聴が可能な65インチのディスプレイを展示して、3Dデジタルサイネージへの展開を訴求。5台のカメラを使ったマルチビュー立体視システムで撮影した映像を用いての3D表示のほか、グーグルアースや、CG制作によるゲームソフトのように、2Dでありながらデプス情報(奥行きなどの距離情報)を持った映像を、3Dに変換して表示できるステレオドライバー(ソフトウェア)も展示していた。
面白いところでは、通常の3Dディスプレイのように、両目の視差を利用して立体感を出すのではなく、液晶パネルを2枚重ねて、前面と背面に表示する絵柄をコントロールすることで、奥行き感を出すマルチレイヤーディスプレイの展示もあり。これは、ピュアデプスの製品で、すでにラスベガスのカジノなどへの搬入実績があるもの。液晶を2枚重ねることによる光量の低下を、LEDバックライトを使うことで補い、明るさを確保している。目立たせたい映像を前面に表示させることで、奥行き感を得られる、ある意味コロンブス的な発想ながら、効果のある奥行き表示を実現していたのが面白いものだ。
●「Display2010」
4月14日(水)から16日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催中
入場料5000円(専用サイトより登録すれば無料になります)
2010年4月15日
ハイヴィ編集部・ヤス
最終更新 11.12.20 15:44






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