エレベーターを降りて右手奥に見えるのがソニーのシアタールーム。ここでも30分おきにソニーの担当者によるホームシアターデモが開催されていますが、加えて14日の午後1〜2時に山本浩司さんの講演があり、さらに午後3〜4時に貝山知弘さんも。そして15日午後1〜2時が小原由夫さんで、午後3〜4時が潮晴男さんといった具合にオーディオビジュアル評論家さんによるイベントも開催されます。こちらは毎回人気なので、必ず事前に整理券をゲットしておきましょう。
さてそのシアタールームのシステムとしては、まずプロデューサーがVPL-VW85。同社オリジナルのSXRDパネルを搭載したフルHDプロジェクターで、新たに搭載されたシネマモードの絵は必見です(詳細はHiVi11月号を!)。
そこに組み合わせるサラウンドシステムは、BDプレーヤーのBDP-S5000ES+AVセンターTA-DA5500ES。スピーカーはフロントLCRがSS-AR2で、サラウンド&サラウンドバックがSS-K30ED、これにサブウーファーのSA-W300を6本組み合わせるというもの。気合い入ってますね。
デモンストレーションではTA-DA5500ESに搭載されたAPM(オートマチック フェーズ マッチング)のオン/オフによるサラウンド音場の聞こえ方の違いを体験。フロントLRのSS-AR2では中域のユニットが逆相なのに対し、SS-K30EDは全チャンネル正相接続なので、何もしないとサラウンド再生時にフロント側とサラウンド側の中低域が干渉して音場がスポイルされるのに対し、APMを入れると音場がすっとまとまって聴こえます。
さらにDA5500ESの新機能であるHD-DCS(デジタルシネマサウンド)も一聴の価値あり。HDオーディオに対応して13年ぶりに進化したHD-DCSではソニーピクチャーズのケリーグラントシアターをリファレンスにした映画館らしい響きが楽しめます。
APMとHD-DCSの音の違いは映画ファンならすぐにわかるはずなので、この週末に音展にお出かけの方はぜひ確認してください。