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明るい部屋でもすっきり伸びた白と黒らしい黒が表現できる魔法のスクリーン。 それがクラレックスのBLUE OCEAN(ブルーオーシャン)である。 反射型と透過型、2種類のタイプを持つこのスクリーンは、 すでに東京モーターショー、医学会議室、フライトシミュレーター、大型ゲーム機器等、 さまざまな業務用途で活用されているが、 ホームシアター・シーンにおいても、 興味深いアプリケーションの提案が始まった。それが、 同社ショールームに展示されている、 リフォームされた引き戸利用の「和室シアター」である。 山本浩司
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大画面薄型テレビが相変わらずよく売れている。やや広めのリビングルームに置かれた40〜50インチのフラットテレビ。今やそれはもう当たり前の風景といっていいだろう。21世紀に入ってわが国に最初に起こった記憶すべき出来事。それは、この薄型大画面テレビとケータイ電話の爆発的な普及ではなかったかと思う。 しかし考えてみれば、「ハイビジョンの臨場感は、画面高の約3倍離れた場所(3H)に座り、視野角30度強を確保することで得られる」というNHKの研究報告に従えば、ハイビジョンが本格普及してきた現在、それは当たり前のことなのかもしれない。たとえば50インチの画面高の3Hというと、約2メートル。対向面の壁際にソファとテレビを配置した10帖以上のリビングなら、じつはもっと大きな画面でもよいということになるのである。 しかし、60インチ以上になると、直視型はとたんに価格と重量が跳ね上がるし、このサイズになると、画面を消したときの巨大な黒いパネルの暴力的な存在感、圧迫感をなんとかしたいとお思いになる方は多いはずである。 ぼくなど、60インチ以上の大画面が欲しいなら電動昇降式スクリーンとプロジェクターを組み合わせ、観たいときだけスクリーンを下ろせばいいのにと思う。直視型に比べればはるかに安く超大画面が実現できるわけだし。 しかし、これまでのプロジェクター+スクリーンには、日常使いの大画面として致命的といえる欠点があった。それは、明るい部屋ではまともな画質で見られないということである。 そんなわけで、明かりを残した部屋でも画質を損ねないスクリーンの開発が各社で始まっており、そのいくつかを実際にチェックしてみたが、その中でぼくがいちばん可能性を感じるのが、日東樹脂工業が開発したクラレックスの「ブルーオーシャン」スクリーンである。 明るい部屋でプロジェクターの映像を見るとき、まず問題になるのが黒浮き。そこで、明所観賞可能を謳うスクリーンのほとんどは、黒を黒らしく見せるためにブラックストライプの役割を担うティントを混ぜ込んでおり、スクリーン面が灰色に見える。ブルーオーシャンの表面が濃いグレーに見えるのも同じ理由だが、このスクリーンには他と大きく異なる美点がある。それは白を美しく再現できることである。 他社のグレースクリーンを明るい部屋で見ると、白が黄ばんだり赤みがかって見えるが、ブルーオーシャンは、反射型も透過型もすっきりとした純白が表現できるのだ。 それはなぜか。ビデオ映像はR(赤)G(緑)B(青)の加色混合でフルカラーを表示するが、スクリーンに映像を投写した場合、この3原色のうち青の光がスクリーン上でもっとも激しく散乱現象を起こし、減衰してしまう。そこで、ブルーオーシャンはスクリーン素材(透過型はアクリル、反射型はペット樹脂)の中に青の波長をコントロールする粒子を加え、3波長の光の特性がスクリーン上で揃うように制御、明かりをつけた環境でも純白を表現できるようにしているのである。 |
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問合せ先:日東樹脂工業株式会社 事業推進統轄本部 BOS@clarex.co.jp
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