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ブルートゥーススピーカーで初めて聴いた快感の低音 Bluetooth EDIFIER Spin
Bluetooth Speaker System EDIFIER Spinnaker E-30
Spinnaker E30(以下E30)は、ご覧のとおりのユニークな円錐形のスピーカーである。だがユニークなのは形だけではない。このスピーカーは3ウェイのドライバーユニットに加えて3ch分のパワーアンプと、さらにDAC も内蔵し、ブルートゥースにも対応している。つまり本機はワイヤレス伝送が可能な、ということはUSBケーブルもスピーカーケーブルも必要としない、たいそう便利で近未来的な魅力にあふれるスピーカーなのである
和田博巳
※LRをつなぐケーブルは必要です。
本格3ウェイ仕様の一体型スピーカーシステム EDIFIER Spinnaker E-30を聴く
Edifier(エディファイアー)社は1996年創業のオーディオメーカーで、製品のデザインと開発は現在カナダのバンクーバーと中国の北京で行ない、北米、中東、アジア、オセアニア、アルゼンチンの各地に営業拠点を設けるインターナショナルな企業だ。
そのEdifier社から届けられたスピーカーE30には、魅力的な特長が数多くある。中でも注目すべきは本機がブルートゥース対応ということだ。音の魅力について語る前にこのユニークなスピーカーの基本仕様をチェックしておこう。
E30は、搭載されるドライバーが19㎜シルクドーム型トゥイーターと70㎜ミッドドライバー、そして116㎜バスドライバーからなる3ウェイスピーカーシステムである。この3基のドライバーはアルミニウム製エンクロージャーにマウントされるが、ベースドライバーは下向きにセットされることで、スタイリッシュな円錐形が実現する巧みな設計となっている。この独創的なデザインは、2012年ラスベガスCESにおいて「CES Design Engineering and Innovations Award 2012」を受賞するなど、すでに海外では高い評価を得ている。なお、このエンクロージャーは高剛性であると同時に低重心設計で、テーブルに置いても見た目以上に安定感にすぐれている。
これらEdifier製品の品質を支えているのは、製品開発やデザインをはじめ、金型の製造、プラスチックの成形と塗装、プリント基板の設計生産などすべてが自社内で賄える技術力で、これが良質な製品を提供する原動力になっている。
設計はなんと天才デザイナー フィル・ジョーンズ
この画期的なスピーカーの設計に携わったのはフィル・ジョーンズという天才的なエンジニアだが、彼の名前をご存知の方もきっと少なくないだろう。フィル・ジョーンズは1987年英国にアコースティック・エナジー社を設立、AE1、AE2という、それまでの小型スピーカーの概念を打ち破るきわめてすぐれた小型スピーカーを発表して、一躍世界にその名を轟かせた。その後米国に渡ったフィル・ジョーンズは、ボストン・アコースティック、さらにプラチナム・オーディオで幾つものエポックメイキングなスピーカーを生み出している。
フィル・ジョーンズはE30において主にドライバー設計を行なっているが、特にティーカップほどの容積しかないエンクロージャー内にバスドライバーを収めて良質な低音を得ている点は、彼の豊富な経験と技術力の高さを裏付けるものと言える。
3基のドライバーユニットは、トゥイーターとミッドドライバー用に各10W、バスドライバー用に25Wの計3ch分のアンプでマルチチャンネルドライブされるが、デジタルクロスオーバーおよびサウンドバランスの最適化は内蔵のDSPによって処理されるハイテクスピーカーである。
以上、投入された技術は注目すべきものが多いが、それらはすべてカジュアルで楽しい音楽生活に寄与し、けっして技術志向を謳った製品とはなっていない。それは付属のコントローラーを見ても言えることで、ボリュウム調整や再生、スキップなどの操作を行なうのはドーム型の可愛いワイヤレスリモコンである。
軽やかなで気持ちのよい音。 低音の強烈さには要注意!
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E30は前述したように、ブルートゥース対応のスマートフォンやタブレット端末、パソコンを使えばワイヤレスで音楽を楽しむことができる。
今回は自分のMacを使って、CDをリッピングして保存したWAVファイルを再生したが、ブルートゥース伝送では当然ながらUSBケーブルもアナログ音声ケーブルも必要がなく、これは実に楽だし、デスク上もすっきりとして快適なことこの上ない。
女性ヴォーカルやピアノトリオを聴くと、刺激的な感じのない軽やかなサウンドが流れ出してきた。ボリュウムを上げてもかなり持ちこたえて、必要にして充分な音量で音楽を楽しむことができた。
さて、ボリュウムを上げて聴いているときに気づいたのだが、このE30をセットしたテーブルの天板に手を当てると、天板がブルブル震えていることが分かる。想像以上の振動に、この小さなスピーカーの低音のエネルギー量の凄さが分かったが、ちなみにもう少し小さめでより頑丈な机の上にセットしてみると、こちらは当然だが、震えは少なくなって低音がより豊かにバランスするようになった。ということで、デスクトップ用途が多いと思われる本機を使われる場合は、できるだけしっかりとした天板の机なり棚の上にセットするとよいだろう。
E30は光デジタル接続やアナログ接続で使用することも可能だ。オッポのBDP105と本機を光デジタル接続して、英国の女性シンガー、べス・オートンのCDを聴くと、音の印象はブルートゥース伝送時とほとんど変わらない。どちらの場合もE30に内蔵されたDAC回路でアナログ変換しているからと思うが、共通した爽やかで聴きやすい音である。
ちなみにアナログ接続で聴くと、こちらはオッポのBDP105のD/A変換回路を使ったアナログ音声信号による再生となるせいか、より濃密で説得力のある音となった。これは言葉を替えるとE30のスピーカーとしての実力が素晴らしいということである。皆さんもぜひいろいろ楽しんでいただきたい。
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