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HOME > PANASONIC 全自動ディーガ BRX6000

見たいテレビ番組を探してくれるコンシェルジュ PANASONIC 全自動ディーガBRX6000 〈全自動〉という言葉に、AVファイルはよいイメージを持たない人もいるかもしれない。映像や音の品位と利便性は比例しないと思いがちで、利便性を求めるのであれば割り切りが必要というのが、かつての常識だったからだ。2015年夏、パナソニックの新製品で打ち出している「全自動ディーガ」の意味をBRX6000で確かめてみた。 本田雅一
高品質全自動  本誌読者は、〈全自動〉という言葉にどんな印象を持つだろうか。映像や音の品位を求める製品はシンプルに、利便性を求めた製品は複雑となり、品位を求めるなら簡素化を目指す方が好ましいと思うだろうか。

 しかし、パナソニックのBRXシリーズに付けられた「全自動ディーガ」というペットネームにそんな先入観をいだくならば杞憂だ。メディアのデジタル化が進んだ昨今、「デジタル処理領域での品位」が画質・音質へ与える影響がきわめて大きいという側面もある。

 パナソニックがディーガシリーズにおいて、画質面で圧倒的な支持を得てきたのも、まさにそうした部分だ。業界最高画質のBZT9600にも通じるデジタル領域における映像・音声処理にも品位を高める独自の技術が、〈全自動〉をうたうBRXシリーズにも盛り込まれているからだ。彼らが積み上げてきた業界最高品位のデジタル映像処理(色信号処理や4Kアップコンバート)が採用され、高画質映像ソフト「マスターグレードビデオコーディング」シリーズの再生も可能となっている。

 すなわち、画質や音質に対して妥協することも惜しむこともなく、すべての技術とノウハウを盛り込んだ上での〈全自動〉である。

新たな番組との遭遇を全自動ディーガ演出
 本機はいわゆる“全チャンネル録画”の能力を持つブルーレイレコーダーで、最上位のBRX6000にはチャンネル録画(全録)用チューナー8系統(うちBS/110度CS対応3)、通常録画用チューナー3系統の、合計11チューナーを搭載し、チャンネル録画、通常録画それぞれに3Tバイト(計6Tバイト)のHDDが搭載されている。通常録画用チューナーのうち2系統は、チャンネル録画に割り当てることも可能なため、最大チャンネルの〈全録〉が可能だ。

同機では全録レコーダーの使いやすさを左右する検索機能がさらに充実。電 源をオンにすると最初に立ち上がるのがこの「新着番組」画面。普段よく見る 番組やその日の話題のニュースなど、好みの番組を簡単に呼び出せる
↑同機では全録レコーダーの使いやすさを左右する検索機能がさらに充実。電 源をオンにすると最初に立ち上がるのがこの「新着番組」画面。普段よく見る 番組やその日の話題のニュースなど、好みの番組を簡単に呼び出せる
 ハードウェアとしては従来の〈全録〉機と大きく変わらない印象だが、本機はなぜ〈全自動〉を名乗るのだろうか? それは従来とは異なる考え方で、本機を作り上げたからだ。昨年の全録機BXTシリーズは、意思をもって予約録画するビデオレコーダーの延長線上にある製品だった。無論、常時全チャンネルを録画することで“時間に囚われずに好きな番組を楽しめる”という本質を磨き上げてはいたが、それ以上の領域には踏み込んでいなかった。

音声指示やリモコンを振って画面操作ができる「ボイス&モーションリモコン」。「30秒送り」や「スキップ」ボタンも大きくなり、新着番組がすぐに呼び出せる「新着番組」ボタンや、テレビ操作モード切替えの「テレビ操作」ボタンもわかりやすい位置に配置されている。その他にも世界最大の動画配信サービス「NETFLIX」(今秋よりサービス開始)ボタンも装備
↑音声指示やリモコンを振って画面操作ができる「ボイス&モーションリモコン」。「30秒送り」や「スキップ」ボタンも大きくなり、新着番組がすぐに呼び出せる「新着番組」ボタンや、テレビ操作モード切替えの「テレビ操作」ボタンもわかりやすい位置に配置されている。その他にも世界最大の動画配信サービス「NETFLIX」(今秋よりサービス開始)ボタンも装備
 しかし、BRXシリーズはテレビの楽しみ方を変える製品だ。テレビ番組を楽しむユーザーを、“放送される時刻”から解放し、自由な時間にテレビ放送を楽しむという点で進化しているのだ。

 だが、本機の本質はまさに〈全自動〉。テレビ番組情報、番組各コーナーの情報、細かな放送内容などを管理し、情報の塊と見立てて検索。さらには普段から視聴している番組を追跡することで学習し、さらにはユーザーが“みたいだろう番組”との出会いを全自動ディーガが演出する。

 たとえば全自動ディーガは起動時、テレビ放送ではなく「新着番組」を表示する。この画面にはジャンルごとのお勧め番組、最新のニュース一覧、お気に入り登録をした属性の番組などが整理されている。ウェブのニュース情報をまとめたポータルサイトのようなデザインである。何をお勧めするかは、前述したように視聴傾向から判断するため、使い込めば使い込むほど、だんだんと自分好みになっていくのも特徴だ。

 多様な番組がある中、どんなテレビ番組を観るのか、普段の生活の中では視聴傾向は偏りがちだが、全自動ディーガが提示する番組には意外な発見もあるはずだ。普段はテレビを観ない時間帯、合わせないチャンネルに興味深い番組が見つかることもある。

 さらに気になる番組が見つかったなら、その番組とよく似た番組を「これも好みでは?」とオファーしてもらうこともできる。“テレビ番組表をまるまる家庭のHDDに録画”という全録機能は便利なのだが、〈全自動〉ではさらに踏み込んで未知との遭遇を楽しめる。

BD/HDD RECORDER
Panasonic DMR-BRX6000 オープン価格
●接続端子:HDMI出力1系統、デジタル音声出力1系統(光)、アナログ音声入力1系統、i.LINK1系統、ほか ●内蔵HDD容量:6Tバイト ●内蔵チューナー:地上デジタル×11、BS/110度CSデジタル×6
●寸法/質量:W430×H68×D309mm(突起部含まず)/約4.9kg ●ラインナップ:DMR-BRX4000(4Tバイト)、DMR-BRX2000(2Tバイト) ●http://diga.jp
 しかも、これだけ多くの番組録画およびその付加情報を扱っているにも関わらず、動作で待たされることがほとんどない。その体験レベル、操作性のよさは従来からある全録機を大きく越えている。

 多くの機能を持つ本機だが、いっぽうで積極的に使いこなさなくとも、その利便性を自然に受け入れられるように作られていることを最後に強調しておきたい。自分自身で使いこなすこともできるが、受け身でも使えるからこその〈全自動〉モデルだからだ。
提供:パナソニック
DEGA BRX6000


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