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安心して選べる唯一無二の逸品 待望のUltra HD ブルーレイ プレーヤー登場
PANASONIC DMP-UB900
待望の、と言っていいだろう。パナソニックからUltra HDブルーレイプレーヤー、DMP-UB900が発表された。すでにDIGAシリーズ最高峰としてUltra HDブルーレイ再生対応のレコーダー、DMR-UBZ1を発売済の同社だが、録画機能を持たない”単体プレーヤー”を望む読者も多いはずだ。
本田雅一
 DMP-UB900は、再生専用機ならではの操作性、起動の速さ、リモコン(本機には専用の自照式リモコンが添付される)の使いやすさなど、パッケージソフト視聴に限ってはレコーダーでは代替できないよさがある。ではその画質、音質は最高峰と比べていかなる違いがあるのだろうか?

 結論から言えば、画質・音質ともに期待を裏切らない出来だ。圧倒的な物量でシャシーを構成するUBZ1にかなわない部分もある。しかし、画質面だけで言えば、むしろ優位と思われる部分がある。S/N感がよく、同じUltra HDブルーレイソフト、たとえば『レヴェナント:蘇えりし者』(北米盤)における深夜のシーンにおいても、暗部の描写がより明確に感じられた。

 DVD時代。DVD-H1000、H2000という名機を生み出したパナソニックだが、彼らのよいところは、実に愚直に高品位な映像と音を求め続けるところだ。では高画質……とりわけ、パッケージソフトの再生に特化しているプレーヤーにおける高画質とはどういうことなのか?

初にしてベストな内容を搭載
 パナソニックは、米ハリウッドで高品位コンテンツ制作技術を、現地で事業を行ないながら開発、ノウハウを蓄積し、それを製品にフィードバックし続けた。今もパナソニックハリウッド研究所を維持し続け、現地コミュニティと結びつきながら、よりよい映像作品のために力を尽くしている。

 そんなパナソニックの良心が、製品の魅力として結実し、ライバルを出し抜いて業界トップとなったのはブルーレイの時代だ。他社が次々に製品のコア技術を手放していく中、独自の高画質技術を毎年のように盛り込んだ。

↑パナソニック独自の4K高画質映像の心臓部「4Kリアルクロマプロセッサ」から色輪郭の再現処理を高めた「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載。Ultra HDブルーレイの再生はもちろん、ネット動画の再生にも対応
↑UB900は、再生映像・音声信号および出力している信号の情報を画面に詳細表示できる機能を新たに搭載。再生時の状況をユーザーにわかりやすく表示してくれるスグレモノ機能だ


 DVDに比べ、圧倒的な高画質となったブルーレイでも色情報の高品位な復元に着目し、磨き込んだ結果、各企業が追いかけながらも追いつけなかったのが「リアルクロマプロセッサ」技術である。UBZ1で驚いたのは、この技術をそのままUltra HDブルーレイでも再現したことだ。

 ところが、UB900ではさらに色処理を進化させている。映像ソフトの色の解像度情報を復元するとともに、シーンによって発生する色情報の僅かなオーバーシュートまで補正するという「4Kリアルクロマプロセッサplus」だが、UB900ではその処理精度がさらに向上したという。

 その結果、たとえば4Kの解像度を試すかのような大自然を写し込んだシーンでは、木々の葉の1枚ずつが、生き生きとリアリティを持って描かれるようになり、その伸びやかな映像帯域の拡がりが、まるで3D映画のような立体感をもたらす。

 この処理精度の向上はUBZ1以降に開発されたもので、パナソニックは定期的なUBZ1のアップデートにおいて適応するというが、それまではUB900のみの特別な処理精度である。

 このように、UB900はパナソニックがこれまでに培ってきたプロセッサーを活かした高品位なUltra HDブルーレイプレーヤーだが、しかし映像/音響処理LSIの性能だけに頼ったモデルというわけではない。ダブルレイヤードシャシーやアルミ製天板など、贅沢に物量を投入したわけではないが、UBZ1譲りのハイスピード大容量電源は、共通するオーディオグレード部品の採用に加え、より消費電力の低いUB900に合わせたリファインが行なわれている。

 冒頭で述べた暗部のノイズ感の少なさは、あるいはこうした最適化と再生専用機という純度の高さがもたらすものなのかもしれない。さらにレコーダー高級機に同梱されてきた「USBコンディショナー」に相当する部品として、ルビーマイカコンデンサーをUSBの電源部に採用。コンディショナーなしで、S/N改善も実現している。

 その効果は特に、音質面で現れている。本機には7.1チャンネル対応のアナログ出力が備わり、32ビット処理DACやオーディオグレードの部品と組み合わせることで高音質化を図ったうえで、さらにAV分離出力やHDMI低クロックジッターシステムの採用など、HDMIにおける音質改善も従来通りに盛り込んだ。

 その結果、音の情報量という面でUBZ1にも匹敵する繊細な音の表情を再現。小型化、低コスト化を図り、そのうえ、アナログ音声出力回路まで備えながらも、高音質化に寄与する部品を引き続き採用し、さらに音質マイスターによるチューニングを施しているためである。

 UBZ1ほどの、どっしりとした印象はないが、見通しのよい透明感溢れる音場表現や明瞭な音像は、パナソニックの上位モデルに共通する長所であり、しっかりとUB900にも継承されている。

 加えて従来システムとUltra HDブルーレイとの組合せにおいても、最大限の成果が得られるよう作り込まれている点も、パナソニックらしい配慮と言えるだろう。ブルーレイの4Kアップコンバートに優れているのはもちろんだが、話題のHDRコンテンツを非対応ディスプレイでも存分に楽しめるよう、HDR/SDR変換特性を±12ステップで調整できる。

 これはUBZ1にも導入されている機能だが、筆者宅にある4Kプロジェクターに対して「ダイナミックレンジ変換調整」を『ー6』、「明るさ」と「色の濃さ」を『+6』にすると、ほどよいHDR感がプロジェクターの限られた輝度の範囲内で得られる。

 1000nits近い高輝度が得られる近年の液晶テレビならば、HDR非対応機であったとしてもUB900と組み合わせて、「ダイナミックレンジ変換調整」を『ー12』に設定しても充分な画質が得られる場合もある。手持ちのディスプレイ特性に合わせ、HDR対応ソフト(Ultra HDブルーレイの大多数がHDRに対応する見込み)の長所を引き出せるのである。

●接続端子:HDMI出力2系統、デジタル音声出力2系統(光、同軸)、アナログ出力端子2ch+7.1ch、USB端子1系統、LAN端子1系統、ほか ●寸法/質量:W435×H68×D199mm(突起部含まず)/約2.4kg ●http://panasonic.jp/bdplayer/products/ub900/
↑ 

左下の〈ライト〉ボタンで光る自照式リモコン。再生中の映像・音声信号情報がボタンひとつで表示される〈再生情報〉ボタンを新たに装備
 こうしたHDRソフト再生に対するきめ細かな対応は、現在北米で発売されているプレーヤーなどにはない。HDR規格決定以前からこの技術に着目してきたパナソニックならではの特徴と言えよう。

 6月以降、日本でも30近いタイトルの発売が決定していると言われるUltra HDブルーレイ。UB900は再生専用機として日本市場にはじめて投入される製品だが、しかし“初にしてベスト”と言える内容だ。UBZ1発売の際にも感嘆したが、初代モデルだからといってあきらめている映像処理はどこにもない。安心して選べる唯一無二の製品に仕上がっている。

提供:パナソニック




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