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パナソニックDIGAの歩みは、コンテンツからいかに高画質/高音質情報を引き出すかのたゆまぬ努力の歴史と言って過言でない。それは、UHDブルーレイ対応機DMR-UBZ1やDMR-UBZ2020に結実しているわけだが、そこに至るプロセスは決して一筋縄ではなかった。ここではそれを振り返ってみたい。 
小原由夫
PANASONIC DMR-UBZ2020
パナソニックの妥協のなきディスクメディア再生への取り組みの歴史
 思い起せば、ディスクメディア再生に対するパナソニックの妥協のない姿勢を私が初めて実感したのは、1999年発売のDVD-H1000であった。DVDからプログレッシブ映像信号を世界で初めて出力し、音声部には96k㎐/24ビットのD/Aコンバーターを搭載。いっぽうでアルミダイキャストシャーシによって振動を排除し、絵と音の高S/N再生を目指した画期的なプレーヤーであった。あのパフォーマンスの衝撃は、今でも私の脳裏に鮮明に焼き付いている。

 そうしたこだわりが今日、録画/再生兼用のレコーダーとしてDIGAに引き継がれているわけだが、基本的なスタンスはこの十数年、まったくブレていない。すなわち、コンテンツからいかに忠実に信号を引き出し、正確にディスプレイやAVセンターに届けるかということに尽きるのである。

 DVDからブルーレイ、さらにUHDブルーレイへとメディアが進化していく中で、映像については解像度が向上し、色域の拡張がもたらされた。音声は圧縮信号のサラウンドからロスレスへと発展し、今日ではドルビーアトモス/DTS:Xのイマーシブサラウンドへと拡大した。UHDブルーレイに至っては、『HDR』の運用による輝度のレンジと色域のさらなる拡大も果たされている。

 重要なことは、そうしたメディアの変革期において、パナソニックが規格制定面における主体的役割を担ったこと、さらにはその要素技術を確立したことである。

 そうした取組みも相まって、今日最強の形でそれらが結実しているのがDMR-UBZ1であり、その流れの最新型が、DMR-UBZ2020なのだ。

 DMR-UBZ1は、今日のパナソニックの高画質技術の象徴だ。同社がハリウッドに設立したパナソニック・ハリウッド研究所(通称PHL)で取組み、蓄積してきた数々のオリジナルテクノロジーによる原画忠実度の追求と、その成果であるクロマ(色再現)に対するさまざまなビデオプロセッシング技術、4KアップコンバートやMGVC(マスターグレードビデオコーディング)への展開という一連の流れは、どれも密接にリンクした形で完成されたものである。

UBZ1の高画質を受け継いだ直系モデルUBZ2020
 DMR-UBZ2020は、そのパフォーマンスを正当に受け継ぐ、いわば弟分。2TバイトのHDDを内蔵したトリプルチューナー機で、「4Kリアルクロマプロセッサ」を搭載しているのがキーポイントだ。DIGAがこれまで培ってきたマルチタップスケーリング技術により、4Kコンテンツをいちだんとナチュラルな質感と自然な奥行感で鑑賞できるのが特徴。もちろんそれはUHDブルーレイだけでなく、NETFLIXやamazonプライムビデオなど4Kビデオ・オンデマンド再生にも有効だ。

 今回の取材を通じて、DMR-UBZ2020の画質を2mほどの視距離から58型のVIERAでチェックしたが、私にはDMR-UBZ1との絵の違いがほとんど認識できなかった。もっと大きな画面では差が出るかもしれないが、それくらいDMR-UBZ2020のパフォーマンスには高いものがあるということだ。

ハイレゾリマスター機能など、オーディオ機能も強化
 加えてオーディオ面での強化も、DMR-UBZ2020のセールスポイントである。「CDリッピング機能」は、内蔵HDDにCDを取り込める機能。2Tバイトに約2300枚もの大量のCDが取り込め(FLAC形式)、
CD再生時に音源を192kHz/24ビット相当にアップコンバートして再生してくれる機能「ハイレゾリマスター」を搭載。CDのリッピングはFLAC形式で対応。グレースノートとの連携でリッピング時にタイトルなどの情報を自動的に記録してくれる。
↑CD再生時に音源を192kHz/24ビット相当にアップコンバートして再生してくれる機能「ハイレゾリマスター」を搭載。CDのリッピングはFLAC形式で対応。グレースノートとの連携でリッピング時にタイトルなどの情報を自動的に記録してくれる。
Panasonic DMR-UBZ2020 オープン価格
●HDD容量:2Tバイト●内蔵チューナー:地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3●接続端子:HDMI出力2系統、デジタル音声出力1系統(光)、USBタイプA2系統、SDカードスロット1系統、他●消費電力:約33W●寸法/質量:W430×H66×D199mm/約3.0kg●http://diga.jp
『Gracenote』からCDのメタデータ等の情報が自動的に記録される。また、スマートフォンでDIGAに貯めた音源の選曲や再生などの操作が可能だ。

 いっぽうで、ハイレゾ対応機器と接続した際に有効となる「ハイレゾリマスター」機能は、CDや放送音源等のコンテンツをハイレゾ相当の高音質(最大192k㎐/24ビット)へとアップコンバートするものだ。

 こうしてみるとDMR-UBZ2020は、DMR-UBZ1から受け継いだ高画質技術に加え、高音質という面ではむしろ新機軸を打ち出していることになり、しっかりとアイデンティティを有している。その個性を大いに尊重したいところである。
提供:パナソニック



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