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長らくAV製品のジャンルとして定着している「録画機」。
その概念を大きく変える可能性を持つ製品をパナソニックが発売した。その名も「おうちクラウドディーガ」。ディーガに期待される機能・画質は100%引き継ぎつつ、スマートフォンとクラウドの時代に対応し、新たなエンターテインメントのカタチを提案している。  本田雅一
 あらためて語るまでもなくブルーレイ、UHDブルーレイの再生において、ディーガは常に最高画質を提供してきた。フルHD時代から定評のある優れたクロマアップサンプリング処理は4K領域でもしっかりとこなし、4K時代の必須技術であるHDR映像に対するノイズ/エンハンス処理などにも適切に盛り込まれている。各社からUHDブルーレイプレーヤー/レコーダーが出揃った現在でも総合的な画質優位は動かない。“お手軽” “簡単”を想起させる名称が与えられた新製品だが、画質面の優位性はいまだ大きいことを最初に強調しておきたい。

 そのうえで、“録画機”の枠を大きく踏み出し、新たな価値を創造しようとするのが「おうちクラウドディーガ」だ。〈クラウド〉が象徴するように、インターネットを介して、ディーガが持つ魅力を、いつでもどこでも、身近なスマホやタブレットから享受できるように製品の枠組みを拡張している。そのコンセプトはまるで“現代社会に合わせて録画機を再発明する”ことを目指すかのようだ。

ディーガをデジタルメディアの中心に

 写真/動画/音楽。われわれを取り込むエンターテインメントコンテンツの大多数がデジタル化された。そうした中で、ディーガは内蔵の大容量HDDを活かすためにデジタルメディアを保存・管理する機能を少しずつ充実させてきた。昨年秋モデルからは音楽データのロスレス圧縮形式のFLACに対応。インターネットから自動的に楽曲情報・ジャケット写真などが割り当てられる(WAV形式も選択可能)。さらに、取り込んだ写真、動画、音楽データをDLNA対応再生機器向けに配信するDLNAサーバーとしても機能する。

「おうちクラウドディーガ」と打ち出した本機では、スマホ連携を強化し、従来の番組録画に加え、音楽、写真、動画コンテンツを本機に貯めて、スマホで楽しむことを提案。ディーガをリビングサーバーにして、スマホアプリ「どこでもディーガ」から簡単に操作ができる
↑「おうちクラウドディーガ」と打ち出した本機では、スマホ連携を強化し、従来の番組録画に加え、音楽、写真、動画コンテンツを本機に貯めて、スマホで楽しむことを提案。ディーガをリビングサーバーにして、スマホアプリ「どこでもディーガ」から簡単に操作ができる


 実は筆者も音楽サーバーとしてもディーガを活用している。購入したCDを開封し、ディーガであっという間にデータ取込みが終了。家中のネットワークプレーヤーから再生可能になる。音楽データはパソコンを使ってのデータ管理もできる。

スマートフォン無料アプリ「どこでもディーガ」は、iOS、アンドロイドのどちらにも対応
↑スマートフォン無料アプリ「どこでもディーガ」は、iOS、アンドロイドのどちらにも対応
↑おうちクラウドディーガの快適操作を配慮した付属リモコンには、新たに機能メニューを呼び出す「ホーム」ボタン、コンテンツをダイレクトに呼び出せる「音楽」「写真」「新番組」ボタンが設置された
 そして今年、家庭内におけるデジタルメディアの中心になるべく、iOS/Android対応のアプリ「どこでもディーガ」が新登場。簡単にスマホやタブレットとの連携が可能になった。

 「写真や動画はほとんどスマホで撮影」という方が現在は大多数だろうが、スマホで撮影した写真/動画データは「どこでもディーガ」を用いて自宅のディーガに簡単に保存できるようになったのである。これだけでも充分に“家庭内におけるデジタルメディアの中心”といえるが「おうちクラウドディーガ」は、さらにインターネットを通じて自宅で管理しているデジタルメディアを簡単に楽しめるような設計もされている。

 使い方は簡単。「どこでもディーガ」のスマホアプリを自宅で起動し、所有している「おうちクラウドディーガ」を登録するだけ。これだけで内蔵HDDに蓄積した写真/動画/音楽をスマホ/タブレットで楽しめるようになる。しかも、一度ディーガを登録しておけば、端末を宅外に持ちだしても、インターネットを通じて宅内のディーガで保存・管理する全メディアを楽しめるのだ。

 いわば“おうちのディーガ”がクラウドサービス対応になったようなもの。宅内でも宅外でもアプリの使い勝手はまったく同じで、宅内/宅外を意識する必要はまったくない。

おうちで4K、出先でスマホ

 実際に自宅シアタールームに「おうちクラウドディーガ」を設置して使ってみると、スマホとの連携以前に、写真や動画を快適に4Kで楽しめる点が気に入った。

 本誌の読者ならば4K対応テレビや4Kプロジェクターをお持ちの方も多いだろう。パソコンやタブレットの小さな画面ではなく、大きく高画質な4K対応ディスプレイで写真や動画を楽しめるだけでも、なかなか素晴らしいことだと気付く。しかも高精細な写真や動画の扱いも軽快。待たされる感じはない。

 そのうえで、外出先で音楽を楽しみたいと思えば、いつでもディーガ内のライブラリーにアクセスでき、写真や動画もどこからでも取り出せる。スマホの内蔵メモリーの容量は限りがあるが、「おうちクラウドディーガ」があれば内蔵メモリーが何倍も増加したかのようにアクセスできる。しかも、この機能を掘り下げてみると、なかなか賢く動作している。

 録画番組に関しては“お出かけ用”に圧縮エンコードされるのはもちろんだが、音楽に関しても同様の仕組みが用意されている。こだわり派ならば、CDリッピングはロスレスのFLACを選ぶケースが多いだろうが、「おうちクラウドディーガ」はFLACで取り込まれた音楽データを、自動的に128kbpsのAAC形式にもトランスコード保存、スマホにコピーする際にはFLACではなくAAC形式のデータを自動選択してくれる。

 さらに宅内にある機器ならではの機能もある。「おうちクラウドディーガ」を遠く離れた両親の自宅に設置しておけば、スマホアプリ「どこでもディーガ」を使って自宅の「おうちクラウドディーガ」に保存してある写真を簡単に両親に転送できるのだ。

 似たようなことはクラウド型サービスを用いれば可能だが、そうしたサービスは利用容量の制限やネット回線の速度の問題もあろう。使いやすさやセキュリティ、プライバシーを考えれば、
UHD BD Player+BD/HDD Recorder
Panasonic DMR-UBZ2030 オープン価格
●再生対応ディスク:UHDブルーレイ、BD、ブルーレイ3D、DVD、CD他 ●内蔵HDD容量:2Tバイト ●内蔵チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●接続端子:HDMI出力2系統、デジタル音声出力1系統(光)、LAN 1系統、他
●寸法/質量:W435×H54×D199mm(突起部含まず)/約2.6kg ●http://diga.jp
自分のメディアは自分で管理したいと考える方も少なくないはずだ。

 録画機としても再生機としても一流。その上で、スマートフォン/タブレットを積極的に活用する新モデルが、録画機というジャンルを超えたホームサーバーとして発展することを期待したい。
提供:パナソニック



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