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パイオニアの新発想 コンパクトシステム XC-HM86
見逃せない機能
 後日アップデートにて対応となる、ハイレゾ配信サイト「e-onkyo music」から音源を直接ダウンロードできる「e-onkyoダウンローダー」機能も注目だろう。PCを使わずにハイレゾ音源のダウンロード、保管、再生が済むので便利(USB HDDやUSBメモリーが必須)。

【*追記:本記事アップ後の4月12日にアップデートが実施された*】

 XC-HM86は4月12日に最新のソフトウェアが公開され、「e-onkyoダウンローダー」対応となった。早速試したので、その内容を紹介する。

 アップデートの方法は、ネットワーク経由で更新する方法と、PCで更新ファイルをダウンロードし、それを保存したUSBメモリー経由で更新する方法がある。詳しい手順は本機のマニュアルにあるので、そちらを参照いただきたい。なお、今回はネットワーク経由でアップデートした。

●マニュアルのダウンロードサイト

 さて、アップデートが無事終了したところで、早速e-onkyoダウンローダーを試す。まずは次の準備が必要だ。

(1)背面USB端子にストレージを接続しフォーマットする。XC-HM86のメニューから「セットアップ」→「オプション」→「Storage」→「フォーマット」→「開始」の順で選べばOK。当然、フォーマット前に保存されていたファイルはすべて消去される
アップデートが完了すると、「e-onkyo」メニューが表示される。ダウンロードはここから実行する
アップデートが完了すると、「e-onkyo」メニューが表示される。ダウンロードはここから実行する


(2)「セットアップ」メニューから「オプション設定」→「パワーオフ設定」→「ネットワークスタンバイ」と進み「USB Power」に設定する

(3)PCやスマホからe-onkyo musicサイトにログインし、アカウントページから「デバイス」メニュー内にある「デバイス認証キー」表示をクリック。すると認証キーが表示されるので、これをXC-HM86セットアップ画面の「e-onkyo」メニュー内のデバイス認証キーに入力すれば使用可能となる

 なお、次の点にも注意して頂きたい。フォーマットされたUSBストレージはXC-HM86専用となる。
ストレージは必ず本機接続後にフォーマットが必要だ
ストレージは必ず本機接続後にフォーマットが必要だ
これは、LinuxベースのSAMBAサーバとして稼働するためで、XC-HM86から外して直接Windows PCやMac PCに接続しても中身を見ることが出来ない。ただし、同一のネットワーク上にあるストレージとしては認識できる。つまりXC-HM86とのファイルやり取りは、同一ネットワーク上でなら行なえることになる。さらに、本機に接続されたUSBストレージのファイル操作を実行するには、本機がスタンバイ状態(通電されていて起動していない)でないとならない点にも留意したい。

 e-onkyo musicで購入した音源は本機メニューの「セットアップ」→「e-onkyo」→「ダウンロード」を選ぶと直接ダウンロードされる。もちろん、ダウンロードされた楽曲はいつでも楽しめる。

 なお、e-onkyo musicで購入したハイレゾ音源は10回までダウンロードできる。例えば、PCでダウンロードしたハイレゾ音源を、本機のe-onkyoダウンローダー機能で直接ダウンロードすると、ダウンロード回数は合計2回分消費される。これを回避するにはPCにダウンロードしたファイルをネットワーク上で本機に接続したストレージにコピーするか、本機でダウンロードしたファイルにPCからアクセスし、コピーすればいい。

 あとは、CDを直接USB接続したHDDやUSBメモリーにリッピングできる機能が加われば、音楽再生にはこれ以上ない環境だと言えるだろう。

 AirplayやBluetooth接続の再生は最近音楽を聴くスタイルには欠かせない機能だ。モバイル端末に入っている音楽を聴きたいと思った時に、スマホやタブレットを使って簡単に再生できるのは便利だ。これからのオーディオ機器には必須の機能というべき存在だ。取材にはiPad Pro(12.9インチ)を使って再生している。操作はiPad Proの再生画面からXC-HM86を選択するだけで、自動で入力が切り替わり、スムーズにスピーカーから再生できる。ワイヤレス再生はiTunesはもちろん、Amazon Prime Music等、iPad Proで再生できるストリーミング音源にも対応している。

 iPad ProでAirPlayとBluetoothのそれぞれを数日使ってみた。音源はAmazon Prime Musicでダウンロードした音源で、マイケル・ブーブレの『feeling good』など数種類を聴いている。
インターネットラジオ「radiko.jp」に対応する
インターネットラジオ「radiko.jp」に対応する
音質を比較するとわずかではあるが、Bluetoothのほうが印象が良かった。しかし使い勝手面のではAirPlayの方がいい。音質差の要因はよくわからないが、使い勝手の面ではAirPlayの方がよかった。というのも、両者とも曲目等のテキスト情報が本体画面に表示されるのは同じだが、AirPlayではこれに加えてiPad ProだけでなくXC-HM86本体にも再生中楽曲のジャケット写真が表示されてわかりやすい。

無料の純正操作アプリ「Pioneer Remote App」をiPad Prodにインストール、「radiko」を使ってみた。番組表が一覧できてたいへん便利だ
無料の純正操作アプリ「Pioneer Remote App」をiPad Prodにインストール、「radiko」を使ってみた。番組表が一覧できてたいへん便利だ
 ラジオは、ネットラジオ(radikoとTune-In)と一般的なFM/AMチューナーでの両方に対応している。最近はネットラジオが主流になりつつあるそうだが、電波でのラジオ聴取は災害時等に大切な情報源となるし、音質面でも(アンテナ次第だが)優位に立つ。

 ヘッドホンを使っての音も聴いてみた。ヘッドホンはシュアのSRH1840を使用している。キレのいいサウンドが特徴的で、『Lush Life』のレディー・ガガの耳元でささやく感じの歌い出しが素晴らしく、ヘッドホン専用アンプ回路を搭載していると、アピールしているだけのことはある。いつかはスピーカーでガツンと音楽は聴きたいけれど、いまは部屋の都合で大きな音が出せず、ヘッドホンでじっくりと音楽が聴きたい、そんな方にはまさに本機はぴったり。強くお薦めしたい。
※本機はSpotifyの再生にも対応しました。

すべての音楽愛好家に
 我々はどんな時に音楽を欲するのだろうか。
 気持ちをリラックスさせる。
 癒しを求める。
 生きる活力を得る。
 あるいは恋人とのムードを盛り上げるため。
 など、いろいろなケースがあろう。そうしたすべての方にパイオニアXC-HM86をお薦めしたい。ミニコンポサイズであっても余裕あるスピーカードライブ能力を備えた強力なアンプ部や、多機能さを背景にした多彩な音楽再生の使いやすさは、音楽を友にする際の大きなアドバンテージとなろう。
 書斎やリビングルームで良質なオーディオシステムが欲しいなら、XC-HM86とS-HM86-LRのコンビは、ぜひ選択肢に入れてもらいたい。初めてオーディオシステムを購入しようと思っている人にも、まさにピッタリだし、将来スピーカーのグレードアップに対してもしっかりと対応できるアンプの性能もお薦めできる。これぞ小さな巨人というべきかもしれない。

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