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バンド・サウンドの一体感、楽器間の“音の対話”や空気感が伝わってきますローランドのDSD 対応としては初のUSB D/A コンバーター、Mobile UA/UA-M10 をギタリスト小沼ようすけが体験!
オルガン・ジャズ・トリオ= AQUAPIT への参加も記憶に新しいジャズ・ギタリストの小沼ようすけが、T5Jazz Records から4 年ぶりのソロ作『GNJ』をリリースした。そのAQUAPIT のアルバムを含む同レーベルの既発カタログと同様、リリース形態はCDとデジタル配信(96kHz / 24 ビットFLAC とMP3)、および後者を収めたUSB メモリー。ここではローランドのDSD 対応としては初のD/A コンバーターMobile UA/UA-M10 を使い、ご自身のギターの再現性を味わっていただいた。
ーハイレゾを積極的に展開するT5Jazz Records からのリリースということで、やはり制作に入る前からハイレゾという言葉は念頭にありましたか?

小沼 ハイレゾでリリースすることは、制作に入る前から決まっていました。AQUAPIT に参加した時からいずれソロもハイレゾで出したいと思っていたんです。それにレーベル・プロデューサーの清水(正)さんとはデビュー当時からの付き合いで、ソニー在籍時には一緒にSACD を作ったこともあったので。

ーソロとしては4 年ぶりですが、どれくらいの期間で制作されたのですか?

小沼 「ソロを作ろう」と具体的に動き出したのは今年に入ってからです。この10 年ほど、国内外を旅したり、自然に接することから受けるインスピレーションを大切に活動してきたのですが、それを素直にアウトプットできる時期がようやく来たかなと。そのためのフォーマットとして、ハイレゾは不可欠なものでした。

ータイトル『GNJ(Green Note Jazz)』は、小沼さんのナチュラル志向を表す造語なんですね。

小沼 そうです。Blue Note をもじった造語ですね。アルバムにはオリジナルだけでなくカヴァーも入っていますが、加工することを避けたオーガニックなサウンドという点で共通しています。それを言い表すキーワードとして思いついたのが“Green Note Jazz” だったんです。

Mobile UA/UA-M10 はCD とハイレゾの違いを克明に描き分ける
ー今日は、小沼さんも馴染深いであろう楽器メーカーのローランドのDSD 対応USB D/A コンバーターで『GNJ』を聴いていただきました。

小沼 アルバムにはソロ曲もあればバンド編成の曲もありますが、バンド編成の曲で何より表現したかったのは“ 一体感” です。アルバム最初の曲「Jungle」をCD とハイレゾで聴き比べると、ハイレゾではバンドが一体となった雰囲気がより生き生きと伝わってきました。演奏していた瞬間のことがはっきりと思い出せる。最初に聴いたCD で「十分いいじゃん!」と思ったんですけど、並べて聴いてしまうと如実に違いが分かりますね。

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●出力:158mW + 158mW(40 Ω)、44mW + 44mW(300 Ω)● USB 対応サンプリング周波数/ビットレート:DSD・5.6MHz(2.8MHz にして再生)、PCM・〜192kHz /〜24 ビット●接続端子: ヘッドフォン出力(ステレオミニ2 系統)、アナログ出力(ステレオミニ・ヘッドフォン出力兼用)、デジタル入力(マイクロUSB)●寸法/質量:W108×H16×D65mm / 130g ●備考:USBケーブル付属
ローランド(株)お客様相談センター☎ 050(3101)2555
ーレコーディングは横浜のランドマーク・スタジオで基本的に一発録りで行なわれたということですが、当日のセッティングはどのような感じだったのですか?

小沼 バンドの一体感を出すためにエンジニアの斉藤(敬興)さんとあれこれセッティングを試して、最終的には各ブースの扉を半開きの状態にして録ったんです。これによってそれぞれの音が少しずつ被るようなブレンド感を出せました。斉藤さんはこちらのサウンド的な要望を実現するため何事にもトライしてくれて、ディスカッションしやすかったです。ジャズは演奏者どうしの“ 音の対話” がとても重要な音楽ですが、3 曲目の「Bamboo/Tonlé Sap」では間合いや息づかいがとてもよく伝わってきました。明らかにハイレゾの方が音を取り巻く空気感が広大で、ダイナミックレンジも豊かですね。

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1bit ON
「S1Lki モード」使用の際は、PC の設定画面で「D/A Conversion」の項目にチェックを入れる。これでCD フォーマットなどのデジタル・ファイルが本機でDSD 変換される
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Mobile UA/UA-M10 はアナログ出力を装備するので、アクティヴ・スピーカーと組み合せることでスマートなデスクトップ・システムが構築できる
ー5 曲目の「Super Moon」は、ギターアンプのノイズもうっすらと残されたテイクが採用されています。

小沼 僕は真空管アンプの温かみのあるノイズが好きで、このテイクでもあえて残しているんです。ハイレゾで聴くと、そういう意図がとてもリアルに、それでいて自然に心地よく再現されます。金澤(英明)さんの弾くウッドベースの、ガット弦ならではの柔かい質感もそう。演奏者がこだわったディテイルがそのまま再現されるところがとにかく嬉しいですね。

「S1Lki モード」でCD フォーマットなどをDSD 変換し高精細に再現
ーこのMobileUA/UA-M10は入力信号をDSD に変換する機能「S1Lki モード」を搭載しているのですが、これを使って6曲目「What A Wonderful World」を切り替えながら聴いてみました。CD音源からの変換とハイレゾ音源からの変換では、ニュアンスもけっこう違ったのでは?

小沼 そうですね。僕はCD 音源からのDSD 変換に、より魅力を感じました。アコースティック・ギターの音が艶やかで解像感も向上して、しかも音色が優しい。曲との相性もあると思いますが、ハイレゾはネイティヴのPCM の方が自分の演奏した時のイメージに近いかな。

ー最後にMobile UA/UA-M10 のステレオミニ端子をジェネレックの小型アクティヴ・スピーカーと接続してラストの曲「Explorer」を聴いていただきました。

小沼  ジェネレックのスピーカーはスタジオでもよく使います。このモデルは初めてですが、サイズからは意外に思えるほど天井方向へ音が広がっていきますね。それでいて音の一粒一粒に重みと深みがあって、細かいところまで聴き流せない。“ 音を浴びる” という表現がぴったりです。自然界には人間の耳で聴き取れない音がたくさんありますが、音楽もただ聴くのではなくて、感じる要素が重要だということをハイレゾは教えてくれる気がします。それがこんなに小さなUSB DAC で聴けてしまうのは驚きですね。作り手としてはやっぱり、こういう音で多くの人に聴いてほしいと思います。


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