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Prosound Report エフエム山形が導入した ローランド V-Mixing System 山形県山形市に本社/スタジオを置く JFN 系列のラジオ局、「エフエム山形」。 メディアの多様化/インターネットの普及によって “ ラジオ離れ ” が叫ばれている昨今だが、同局は 2010 年 4 月、 そんな状況を見越して大幅な番組改編を実施し、音楽を中心に据えたコンテンツに刷新。“BGM 的に流しっぱなしにできる ” 番組は、現代のライフ・スタイルにマッチし、リスナーから大きな支持を得ることに成功した。 現在は “Rhythm Station” という愛称で親しまれており、山形の人たちにとっては無くてはならないメディアとなっている。  そんな「エフエム山形」が先頃、持ち出し用のミキシング・コンソールとして、「ローランド」の「V-Mixing System」を導入した。 これまで外部での仕事はオペレーターを含めすべて外注していた同局だが、音楽主体の番組構成になり、 外での収録/中継現場が増加。また、技術担当スタッフが世代交代のタイミングだったこともあり、 これを機に持ち出し用のミキシング・コンソールを導入することで、外部での仕事も自社でこなせる体制を整えたとのことだ。 そこで本誌では「エフエム山形」にお邪魔し、持ち出し用ミキシング・コンソールとして「V-Mixing System」を選定した理由と、 その操作感について話を伺ってみることにした。対応していただいたのは、「エフエム山形」編成制作部長の片岡聰氏と、 同局編成制作部 主任の菊地晋平氏である。
「エフエム山形」が外部での仕事用に導入した「ローランド」の「V-Mixing System」。核となるミキサーは「V-Mixer M-480」で、入出力ユニットは「Digital Snake S-1608」、「Digital Snake S-0808」という構成。その他に REAC 回線のマージ・ユニット「S-4000M」も用意してある
「エフエム山形」が外部での仕事用に導入した「ローランド」の「V-Mixing System」。核となるミキサーは「V-Mixer M-480」で、入出力ユニットは「Digital Snake S-1608」、「Digital Snake S-0808」という構成。その他に REAC 回線のマージ・ユニット「S-4000M」も用意してある
外部の現場での 中継収録用コンソールとして V-Mixing System を導入
─── はじめに「エフエム山形」さんの沿革をおしえてください。

片岡 弊社は1989年4月に開局したJFN系列のFM放送局で、昨年4月に開局25周年を迎えました。放送している番組の2割は自社制作で、それ以外は「エフエム東京」さんやJFN制作の番組を放送しています。自社制作の番組の中心となるのは、朝と夕方に帯で放送している情報番組で、地元のローカル情報を中心に内容を構成しています。ここにはスタジオが2部屋あるんですが、そういった情報番組はここのスタジオを使って生放送していますね。また、木曜日の夜に放送している『喫茶DEナイト』は、昭和の歌謡曲をたくさん流してほしいというリクエストに応えて企画した番組で、リスナーからは大変好評です。ラジオの黄金時代を知っている40代以上の方々に、良質の音楽を楽しんでいただこうという想いで制作しています。

─── 地元の人たちからは“Rhythm Station”という愛称で親しまれているそうですね。

「V-Mixing System」の中核を成す「V-Mixer M-480」。軽量・コンパクトながら、24フェーダーという仕様に惹かれて導入。音質/操作性ともに非常に満足しているとのこと
「V-Mixing System」の中核を成す「V-Mixer M-480」。軽量・コンパクトながら、24フェーダーという仕様に惹かれて導入。音質/操作性ともに非常に満足しているとのこと
入出力ユニット「Digital Snake S-1608」。音楽系番組のステージ側の入出力ユニットとし使う場合は、大抵この1台で事足りてしまうとのこと
入出力ユニット「Digital Snake S-1608」。音楽系番組のステージ側の入出力ユニットとし使う場合は、大抵この1台で事足りてしまうとのこと
片岡 以前は“Boy-FM”という愛称だったんですが、2010年に大幅な番組改編を行い、その際に新しい愛称を募集して“Rhythm Station”という名前に決まりました。昔はラジオって音楽が中心だったと思うんですが、徐々に内容が多様化してきて。でも、この辺りで一度原点に立ち返ろうということで、音楽中心の構成に組み直したんです。もちろん、ただ音楽を流すだけではラジオとしての意味が無いので、パーソナリティーの魅力も大事にしつつ、ローカル情報と音楽を上手くミックスして。特に今はリスナーからのリクエストを大切にして、番組を制作しています。

─── 先日、外部での中継収録用に新しいミキシング・コンソールを導入されたそうですが。

片岡 これまでは外部での中継収録は、それ用の機材を持っていなかったということもあり、オペレーターを含めすべて外注していたんです。しかし昨年、開局25周年の際に県内のいろいろな場所で中継番組をやって、それが大変好評だった。イベント会場だったり、県内の海水浴場だったり、場所はいろいろだったんですけど、そこで収録してその日のうちに編集して放送して。それで外で中継収録する番組が増えてきたので、そろそろ機材を導入して、自社でやったらどうだろうという話になったんです。また、ちょうど技術スタッフの世代交代を考えていかなければいけないタイミングで、若い人に最新の機材を預けて自由に力を発揮してもらいたいという想いもありました。それでミキシング・コンソールを導入することにしたんです。

片岡氏が高く評価する「Digital Snake S-0808」。REAC回線経由で電源を供給できるため、屋外での使い勝手に大変優れている
片岡氏が高く評価する「Digital Snake S-0808」。REAC回線経由で電源を供給できるため、屋外での使い勝手に大変優れている
入出力ユニット「Digital Snake S-1608」。音楽系番組のステージ側の入出力ユニットとし使う場合は、大抵この1台で事足りてしまうとのこと
REAC 回線のマージ・ユニット「S-4000M」
─── 「ローランド」の「V-Mixing System」を導入されたそうですね。

片岡 音質を考えるとアナログ・コンソールが良いなと思っていたんですが、最近は一人でオペレーションすることも増えているので、アウトボードなどの大量の機材を持ち込むのは大変だなと。なので現場でのリスクは少々気にはなったんですが、デジタル・コンソールを導入することにしました。
 それで複数の候補を挙げて実際にデモ機をお借りして試し、最終的に「ローランド」の「V-Mixing System」を導入することにしたんです。交流のある他の会社ともいろいろ情報交換をしながら、実績のある機材がいいだろうということで、最終的に「V-Mixing System」に決めた感じですね。REACのシステムは「エフエム東京」さんや「文化放送」さんといったキー局も導入していますし、我々よりも大きくシビアな現場でも使用されているくらいだから信頼性は高いのではないかと。実際に導入したのは昨年の10月のことで、すぐに現場で使い始めました。

─── 導入された「V-Mixing System」のシステム構成についておしえてください。

片岡 ミキサーが「V-Mixer M-480」で、入出力ユニットは「Digital Snake S-1608」と「Digital Snake S-0808」、あとはREAC回線のマージ・ユニット「S-4000M」というセットです。「V-Mixing System」の使い方として大きく2パターンあって、1つは音楽番組などの中継収録でステージ・サイドに「S-1608」をセットするやり方。もう1つは離れた場所に「S-0808」を置いて、ナレーターなどのマイクを入力する使い方ですね。



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