HOME> ニュース> 【麻倉怜士の2012 CESリポート Vol.23】パナソニックのテレビデザイン革新
パナソニックのビエラはプラズマ、液晶ともに、これまではデザインがぼったりだったが、遂に反省。スタイリッシュな製品をつくった。ベゼルが極めて細く、1枚ガラスに見えるスマートなデザインだ。
しかし今日、この素敵なテレビを出すには、さまざまな苦労があったという。アメリカではサムスン電子、LG電子の活動が目立つが、日本の門真では、サムスン電子が日本市場にないので、彼らのスマッシュなデザインに対しても、あまり切迫感がなかった。
でも、負けっ放しでは悔しい。そこで一昨年、テレビデザイン革新プロジェクトをアメリカで立ち上た。ニューヨークはブロードウエイにあるアメリカのデザインセンターが中心になりデザイン開発。額縁など、さまざまなデザイン提案が出てきたたが、最終的に日本の事業部とも検討し、写真のスマートなデザインが採用された。韓国メーカーにはまだ追いついていないが、でもここまで薄いベゼルは初めて。やればできるではないか。特に液晶テレビはスマートだ。
重要なことは、このデザインがアメリカ専用でなく、世界共通ということだ。これまではエリアによって細かな仕様を変えていたが、今後は、世界標準モデル・同時発売を追求するという。つまり日本の新製品も、パナソニックらしくない超スマートになるのだ。
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麻倉先生のtwitterは@ReijiAsakuraです。
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