HOME> ニュース> 82インチの裸眼3D液晶も展示、Display2012開催中
2012年4月12日/月刊ハイヴィ編集部・ヤス
3Dテレビやデジタルサイネージ(電子広告)などの最新フラットディスプレイ製品、関連技術が一堂に会する展示会「Display2012」が現在、東京ビッグサイトにて開催中だ。
今年のポイントは、超大型パネル、裸眼3D、そしてタッチパネルの3点。家庭用テレビの市場は昨年の地デジ特需を経て落ち着いてきているが、一方でデジタルサイネージ市場については前年比14%増の897億円が見込まれるなど、大きな盛り上がりを見せている。
ここでは会場で気になった製品を紹介しよう。
まずはニューサイトジャパンの82インチの裸眼3Dディスプレイ。これは、シャープの液晶パネルに特殊フィルターを組み合せた視差バリア式(8視差)の3Dだ。パネル解像度はフルHDなので、3D映像はその8分の1となるが、これだけ大型のディスプレイで裸眼3Dを実現しているところがポイントだ。隣には4Kパネルを使った56インチの裸眼3D(こちらも8視差のバリア式)ディスプレイも展示されていた。
次いで、EIZOからは、ディレクショナルバックライト(指向性光源)方式を採用した裸眼3DモニターFDF2301-3Dが出品(3Dコンソーシアムコーナーにて)。これは製品の背後にある楕円ミラーを用いて、バックライトの発光を制御することで、視差のついた映像を左右それぞれの目に送り込み、メガネを使わずに3Dを再現するというもの。すでに産業用途向けには販売中で、電子顕微鏡のモニター、もしくは半導体検査用のモニターとして使われているという。
最後は、1.9ミリいう高精細ピッチを実現したシリコンサイン・ジャパンのLEDパネル。LEDひとつが1画素に相当し、会場では110インチの画面でデモを行なっていた。この状態で解像度は1280×720。LEDを増やせば画面を大きくすることも可能で、165インチにすると、ちょうどフルHDが実現できる。国内販売は5月下旬を予定しているという。110インチでおよそ1300万円とか。
イベントは明日13日まで開催中。
●展示会「Display2012」
13日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催中