HOME> ニュース> アキュフェーズ、CD専用プレーヤーのエントリーモデル「DP-410」、3月下旬発売
最近のCDプレーヤーの新製品といえば、SACD対応機がほとんどで、いまやCD専用プレーヤーは貴重な存在となりつつある。CD専用プレーヤーは、SACD対応機に比べて構造がシンプルなだけに、理想的な信号伝送を実現可能で、CDしか聴かない人にとってはありがたい存在なのだが、どうなのだろうか。
そうした状況下にあって、アキュフェーズは、以前からCD専用プレーヤーをラインナップに加えている数少ないメーカーの一つだ。現時点ではDP-510(¥451,500、税込)とDP-400(¥315,000、税込)の2機種がある。
このうち、弟機のDP-400が今回モデルチェンジされ、DP-410(¥346,500)として3月下旬に新発売されることになった。本機の特徴は、まず何といっても自社開発のCD専用ドライブメカを搭載していること。またD/Aコンバーターには、テキサス・インスツルメンツ社製のPCM1796を4個並列駆動(DP-400は2個並列駆動)する、同社独自のMDS++方式が採用され、さらなるD/A変換の高精度化が図られている。
そして、デジタル入力にUSB(タイプB)端子が追加されたことも新しい。この端子を使用すれば、192kHz/24ビットまでのハイレゾリューション・データの音楽再生が可能となる。
このほか、筐体がアルミ製のサイドパネルとトッププレートによる3ピース構成となり、耐振性の向上が図られたこと。加えて、表面実装部品の多用や高精度薄膜チップ抵抗の採用などによる高性能化・高信頼性化が追求されている点も魅力的だ。
このDP-410の情報については、3月上旬発売の『ステレオサウンド』誌186号もご参照いただきたい。
■DP-410の主要規格
●型式:CD専用プレーヤー
●デジタル入力:同軸(RCA)×1系統、光(TOS)×1系統、
USB2.0(Type B)×1系統
●デジタル出力:同軸(RCA)×1系統、光(TOS)×1系統
●アナログ出力:アンバランス(RCA)×1系統、
バランス(XLR)×1系統
●寸法/重量:W465×H151×D393mm/14kg
●備考:バランス出力HOT=2番/3番ピン(切替可)
アキュフェーズ(株)
電話番号:045-901-2771
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