HOME> ニュース> Googleの膨大なデータをカーナビゲーションに反映クラリオンが技術提携
カーユースのクラウドサービスとして展開しているクラリオンの「Smart Access」に、米Googleの技術がブレンドされることになった。クラリオンは現在、カーユースに特化したコミュニケーションクラウド「Smart Access」を創造、カーナビゲーション機能を中心にサービスを提供している。今回のグーグルとの契約締結により、音声認識技術としてGoogle 音声認識、検索データとしてgoogle Placeを活用できるようになった。
Googleではすでに同社のクラウドプラットフォームを商品として展開しており、自動車メーカーなどと車載機で活用するための研究開発が進められていたが、車載電子機器メーカーとの契約は今回のクラリオンが初となる。
本発表時点でクラリオンでは、新型機の開発を鋭意進めているとのこと。同社がGoogleのクラウドプラットフォームを選択したのは、グローバル戦略の一環とのこと。市販事業のほか、自動車メーカーへの純正納入事業も手がける同社としては、現在47カ国の言語に対応するGoogleのクラウドサービスは外すことのできない要素になったようだ。
これまでもクラリオンAVナビでは音声認識や目的地検索はできていたが、従来は認識語句や検索地点のデータベースをAVナビ本体に搭載して利用するというものだった。今回のGoogleとの技術契約で、活用できるデータベースが常に最新で、膨大な量になるという点が注目されるところ。今後、提供される製品の仕様や、注目されるクラウド活用機能のサービス形態については検討が進められているという。
発表会場に準備されたデモ用の試作機では、かなり大雑把な「問いかけ」に対しても的を外さない検索結果を表示してみせた。大きな可能性を感じさせる今回の技術提携、高い完成度をともなった製品化が待たれる。
5月21日クラリオン株式会社より表記の訂正依頼があり、一部記事内容を改訂しています
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