HOME> ニュース> エラック製スピーカー300 LINEの最新モデルは、JET Vを採用したBS312
ユキムが、独エラック社製スピーカー300 LINEの新モデルBS312を発表した。1998年登場の「310」をモデルチェンジした4代目にあたり、"飛躍的に進化した"とのことから、型番も「312」に変更されている。
2ウェイ・バスレフ型の本機は、400 LINEや190 LINEの最新モデルと同様に、最新トゥイーター「JET V」を搭載する。リング部やバッフル面がアルミ・ダイキャスト製に変わったほか、開口部が5ギャップから4ギャップデザインになり、放射特性を改善。アルミ電極パターンもより細く改良されている。
BS312のために新設計されたφ115mmのAS XR CONEウーファーは、クリスタルラインのパターンを最適化。さらに、バッフル面をアルミ・ダイキャストに変更するとともに、バスケットまでを一体成型として強度を高めている。同社では、このアルミ・ダイキャストへの変更で「エラック製φ150mmウーファーに匹敵する低域を、φ115mmで得られる」としている。
キャビネットは、従来モデルと同じ6.5mm厚のアルミ押し出し材を使用し、サイズも変更なし。サイド部の3本の凹凸でウーファーの振動を抑制するデザインも継承する。背面のバスレフダクトは、よりスムーズな放射と流動特性の改善をはかるなどの最適化が施されている。
そのほか、ネットワークには従来モデル310IBで用いられた空芯コイルを踏襲しつつ、トゥイーターセクションにはMPT(ポリプロピレン・フィルム・コンデンサー)、ウーファーセクションにはMKT(金属処理されたポリエステル・フィルム・コンデンサー)といった特注のパーツを採用。スピーカーターミナルは、400 LINEで初めて採用された「ソリッド・メカニカル・バインディング・ポスト」を装備し、シングルワイヤー設計となる。
ユキム
電話番号:03-5743-6202
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