HOME> ニュース> 「No536」のモノーラル回路2基を1筐体に収めた、マークレビンソンのステレオパワーアンプ「No534」
2016年11月10日/Stereo Sound ONLINE 編集部・佐藤めぐみ
ハーマンインターナショナルが、米マークレビンソンのステレオパワーアンプ「No534」を12月に発売する。価格は¥2,150,000(税別)。
本機は500シリーズ最上位モデルのモノーラルパワーアンプ「No536」(¥3,400,000/ペア、税別)を、"デュアル・モノーラル構成"にリファインしたモデル。独自のフルバランス・オペレーション技術をベースに設定を見直し、モノーラル回路2基とトロイダル・トランス1基をひとつの筐体に収めた。
この設計に合わせて、レギュレーターとコンデンサーをアレンジすることで電源供給に余裕を持たせ、安定してスピーカーをドライブするという。
定格出力は250W×2(8Ω)および500W×2(4Ω)、アンプ部はクラスABで動作する。
入力から出力まではフルディスクリート構成で、ディファレンシャル・シグナルパスを採用。また、各回路の配置や配線を左右対称にした、ミラー構造を採り入れている。
ハイリニアリティかつローフィードバック設計により、歪みを低減して広帯域再生を実現したとのこと。電圧ゲインとドライバー・ステージは、クラスAで作動する。
さらに、ハイスピード・ディスクリート・ショットキー整流器およびマルチプル・パラレルド・フィルターキャパシターを採用した大電流リニア電源を装備することで、徹底的に低ノイズ化を図ったという。
接続端子は、バランス入力(XLR)1系統、アンバランス入力(RCA)1系統、スピーカー出力4系統に加えて、システムコントロール用のイーサネット端子や、12Vトリガー入力/出力端子等を装備する。
ハーマンインターナショナル
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