HOME> ニュース> アイ・オー・データ機器の新ブランド「PLANT」誕生。第1弾は無線LAN機器6モデル
アイ・オー・データ機器が、11月10日に新ブランド「PLANT」(プラント)を発表した。
PLANTブランドのコンセプトは、従来の枠組みに捕らわれずに先進性を採り入れた製品を、日本メーカーの安心できる品質で届けるというもの。
同ブランドは、(1)カテゴリーを限定しない製品展開、(2)新しい技術トレンドを積極的に採り入れた、チャレンジングな製品開発、(3)新しい製品利用シーンの可能性を模索、(4)日本品質・安全性の担保、の実現を目指している。なお、従来のラインナップも引きつづき共存することとなる。
第1弾の製品は無線LAN機器。これには、新規格IEEE802.11acに対応したスマートフォン/タブレット/ノートPCなどの普及拡大が背景にある。
同規格に準拠した無線LAN機器への買い替え需要に応えるとともに、複数の端末に対し同時に電波を出すことで速度低下を防ぐ、MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)に着目。複数の機器を持つユーザーが増えれば、この機能も今後ニーズが高まると見込んで、対応機器の充実を図ったそうだ。
プレス向けに開催された発表会で、株式会社アイ・オー・データ機器 事業戦略本部 企画開発部 副部長の平林朗さんは、「これまでのラインナップを補完する位置づけでPLANTブランドを育てていく。PLANT(植物)の名の通り、種を蒔き、大きく、広く根付かせたい」と意気込みを語った。今後の製品開発カテゴリーについては、「弊社の扱っている製品以外の分野も含めて、フラットかつ幅広く検討していく」とのことなので、IoTやオーディオに関連するような製品も登場するかもしれない。
今回登場するのは、無線LAN機器6モデル(ルーター×4、子機×2)で、各製品のラインナップと、主な仕様は以下の通り。
【無線LANルーター】
●WNPR2600G
・11月下旬発売
・オープン価格(想定市場価格¥13,800前後)
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:4×4
・無線LAN伝送速度:最大1,733Mbps(5GHz)+800Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(ギガビット対応)
・MU-MIMO(最大4ユーザー)&ビームフォーミング対応
●WNPR1750G
・11月下旬発売
・オープン価格(想定市場価格¥8,800前後)
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:3×3
・無線LAN伝送速度:最大1,300Mbps(5GHz)+450Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(ギガビット対応)
●WNPR1167F
・11月下旬発売
・オープン価格(想定市場価格¥5,980前後)
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:2×2
・無線LAN伝送速度:最大867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(最大100Mbps)
・MU-MIMO(最大2ユーザー)&ビームフォーミング対応
●WNPR1167G
・2016年内発売予定
・価格未定
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:2×2
・無線LAN伝送速度:最大867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×3(ギガビット対応)
・MU-MIMO(最大2ユーザー)&ビームフォーミング対応
【無線LAN子機】
●WNPU1167M
・2016年内発売予定
・価格未定
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:2×2
・無線LAN伝送速度:最大867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
・MU-MIMO&ビームフォーミング対応
●WNPU583B
・2016年内発売予定
・価格未定
・IEEE802.11ac規格対応
・MIMOアンテナ数:1×1
・無線LAN伝送速度:最大433Mbps(5GHz)+150Mbps(2.4GHz)
・ビームフォーミング対応
・Bluetoothアダプターとしても利用可能(Ver.4.0準拠)
MU-MIMOや、通信する端末を狙って電波を飛ばすビームフォーミング機能などを備え、送受信のスループット向上を目指しているのが特徴だ(WNPR1750Gは両機能に非対応だが、MIMOアンテナ3×3を採用)。
そのほか、ユーザー自身が好みのHDD/SSDを組み込める、ドライブレスNASもプラントブランドの一員として販売するという(特定販路向けで型番は非公開)。想定市場価格は¥20,000前後。
そのほか、同社の提供するiOS/Android用無償アプリ「Wi-Fi混雑チェッカー」が「Wi-Fiミレル」として生まれ変わり、本日よりApp Store / Google Playで公開されている。
同アプリは、(1)電波強度チェック、(2)場所ごとの電波強度を視覚化するヒートマップ作成、(3)チャンネル混雑状況確認(Androidのみ)の機能を備える。電波状態を"見える化"することで、快適な無線LAN環境を構築して欲しいと同社では説明している(アイ・オー・データ機器製以外の機器でも利用可能)。
ジャンル |
ルーター/モデム/ハブ |
---|---|
ブランド名 |
I-O DATA |
型名 |
WNPR2600G |
価格 |
WNPR2600G:オープン価格(想定市場価格¥13,800前後) |
発売日 |
2016年 |
アイ・オー・データ機器 インフォメーションデスク
電話番号:0120-777-618(フリーダイヤル)
受付時間:10:00~17:00
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