JVC、新シリーズSOLIDEGEのハイレゾ対応イヤホン「HA-FD7」。ドライバーが耳の奥に届く新構造

高剛性のステンレスボディで、キレのある低音再生を目指した

　JVCから、カナル型イヤホン「HA-FD7」が11月下旬に発売となる。想定市場価格は￥12,880前後。

　本製品は「質感の高いソリッドなデザインと、高解像かつキレのあるソリッドなサウンド」をコンセプトに掲げる新シリーズ「SOLIDEGE」（ソリデージ）のファーストモデルだ。

　また、SOLIDEGEシリーズは「音楽を愛する人に、ライフスタイルに合った等身大の新しい世界を提案する」という新ブランド「N_W」（New World、New Waveの略で、読みはエヌダブ）の第1弾でもある。同社は同ブランドに属する製品を11月22日、29日と3週連続でリリースする。

　本機は、耳の奥で音を響かせることを狙い、ハウジング部の先端にドライバーを固定した「新トップマウント構造」を採り入れているのが特徴だ。また、同構造に対応しつつ装着感を高めた新形状のイヤーピースを開発したという。

　ドライバーには、伝搬速度に優れたチタンコート振動板を用いたφ5.8mmダイナミック型を搭載し、ハイレゾ音源の繊細なニュアンスを表現するとしている。再生周波数帯域は8Hz～40kHz。

　ボディ素材には、切削加工した高剛性のステンレスを採用。不要な振動を抑えて、キレのある低音の再生を狙っている。

　カラーはファッションの定番色を基調とし、ブルー、ブラック、グレー、ブラウンの4種類を揃えたほか、3サイズのイヤーピース（S/M/L）、ケーブルクリップ、ケーブルキーパー、キャリングポーチが付属する。

【HA-FD7の主な仕様】
●型式：密閉ダイナミック型
●ドライバー径：5.8mm
●インピーダンス：20Ω
●出力音圧レベル：102dB
●再生周波数帯域：8Hz～40kHz
●プラグ：3.5mm、L型ステレオミニ
●ケーブル長：1.2m