Netflix、iOS/Androidアプリでダウンロード視聴に対応。通信量を気にせず観られる

対応タイトルを続々追加予定

　動画配信サービスのNetflixが、iOS/Androidアプリ経由のダウンロード視聴（オフライン視聴）に対応した。アプリを最新版にアップデートすることで利用できるようになる。あらかじめコンテンツをWi-Fi環境でダウンロードしておけば、外出先でパケット通信量を心配することなく視聴できるのがポイントだ。

　現時点でダウンロード視聴できるのは一部のタイトルだが、今後も続々と対応作品を追加する予定だという。

　対応タイトルは、作品情報画面に「ダウンロード」ボタンが表示される。また、アプリのメニューには「ダウンロード可能な作品」や、ダウンロード済みの作品リストも新設されているほか、「アプリ設定」では、ダウンロード画質の切替え（スタンダード／高画質）などを選択できる。

　実際に試してみたところ、Netflixオリジナル作品でも「ゲットダウン」はダウンロード対応だが、「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」は非対応といったように差がある模様。

　同じ「高画質」設定でもデータ容量はコンテンツによって異なり、例えば「シドニアの騎士」は約24分で130MB～140MB、「チェルシー」は30分前後で360MB～450MBといったように開きがある。

　ストリーミング再生と同様に音声や字幕も含まれており、視聴中に切替えられるのも便利だろう。また、リジューム（続き再生）機能もあり、Wi-Fi環境でダウンロードしておいた作品を外出先で途中まで観て、自宅に帰ってからPCやPlayStationで続きを観るといった使い方ができる。またその逆も可能なので、これまで以上にNetflix視聴が捗りそうだ。