HOME> ニュース> エレコムのハイレゾ対応イヤホン「EHP-CH2010A」「EHP-CH1010A」登場。大型マグネット採用で低音強化
2016年12月13日/Stereo Sound ONLINE 編集部・三友卓哉
エレコムは、ハイレゾ対応カナル型イヤホン「EHP-CH2010A」、「EHP-CH1010A」を2017年1月上旬に発売する。想定市場価格はEHP-CHA2010Aが¥9,980前後、EHP-CH1010Aが¥7,980前後。
両モデルは、エレコム初のハイレゾ対応イヤホンとして2014年に誕生したEHP-CH2000、EHP-CH1000の後継モデルにあたる。
上位機のEHP-CH2010Aは、φ12.5mmのダイナミック型ドライバーを搭載。振動板にラジアル構造のリブを設けることで分割振動などを防ぎ、歪みのないリニアな出力特性を実現するとしている。
ボイスコイルには軽量のCCAW(銅クラッドアルミ線)を用い、ドライバーのレスポンス向上と、ワイドレンジな音楽再生を狙った。
また、振動板より鼓膜側に備える前置きネオジウムマグネットを、CH2000のφ6mmからφ11mmに大口径化。さらに、従来よりボイスコイル部近くに配置することで磁束密度を強化した。その結果、力強い豊かな低音再生を実現したとのことだ。
EHP-CH1010Aは、φ9.8mmドライバーを備えたほか、マグネットをCH1000のφ4.8mmからφ9.4mmに大型化している。
そのほか2モデル共通の仕様として、ドライバー、ポールピース、マグネットを同軸上に配置する独自の音孔構造「Magnetic Turbo Axial Port」の採用が挙げられる。また、マグネットを大口径化したことで音道がワイドかつストレートな形状になり、低域から高域までスムーズなレスポンスと、広く正確な音場表現が得られるとしている。
さらに、再生周波数帯域が従来機の5Hz~40kHzから、5Hz~45kHzと高域側が伸びているのも見逃せないポイントだ。
ハウジングには従来モデル同様に剛性の高い真鍮を採用した。不要な振動を抑制し、クリアーで分解能の高いサウンドが可能になるという。
イヤーチップは3サイズ(S/M/L)が付属する。装着する奥行を2段階で調整できるほか、中心部と外周の硬さを変えることで、音質向上とフィット感の両立を狙っている。
【EHP-CH2010Aの主な仕様】
●型式:密閉ダイナミック型
●ドライバー径:12.5mm
●インピーダンス:16Ω
●出力音圧レベル:106dB
●再生周波数帯域:5Hz~45kHz
●プラグ:3.5mm、L型ステレオミニ
●ケーブル長:1.2m
【EHP-CH1010Aの主な仕様】
●型式:密閉ダイナミック型
●ドライバー径:9.8mm
●インピーダンス:16Ω
●出力音圧レベル:105dB
●再生周波数帯域:5Hz~45kHz
●プラグ:3.5mm、L型ステレオミニ
●ケーブル長:1.2m
ジャンル |
イヤホン |
---|---|
ブランド名 |
ELECOM |
型名 |
EHP-CH2010A |
価格 |
EHP-CH2010A:オープン価格(想定市場価格¥9,980前後) |
発売日 |
2017年01月上旬 |
エレコムAVDサポート
電話番号:0570-022-022
受付時間:10:00~19:00(月~土)
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