HOME> ニュース> テクニクスが新機種を海外発表。アナログプレーヤー「SL-1200GR」や、スピーカー、プリメインアンプも
ツイッター速報でもお伝えしているように、アメリカ ラスベガスで開催中のコンシューマエレクトロニクス展示会「CES 2017」で、テクニクスはアナログレコードプレーヤー「SL-1200GR」、スピーカー「SB-G90」、プリメインアンプ「SU-G700」を発表した。いずれもリファレンスクラス、プレミアムクラスに次ぐ、グランドクラスのラインナップとして加わる。日本国内の発売予定や価格は未定。
アナログレコードプレーヤーSL-1200GRは、昨年登場したSL-1200G/SL-1200GAEの弟機にあたるモデルとなる。1200G/1200GAEの設計思想を踏襲しつつ、新開発のコアレス・ダイレクトモーターをはじめ、各パーツの素材や仕様を見直すことで、求めやすい価格を目指すとしている。なお、回転数が33 1/3回転/分、45回転/分に加え、上位機同様に78回転/分に対応する。
トールボーイ型スピーカーSB-G90は、ユニットに25mmドーム型トゥイーター+160mmコーン型ミッドレンジ同軸を1基、160mmコーン型ウーファーを2基搭載した2ウェイ3スピーカー・バスレフ型だ。中でも新設計のウーファーは、ロングストロークにより重厚でレスポンスに優れた低音を再生するという。
また、スピーカーユニットをサブバッフルに装備する「Balanced Driver Mounting Architecture」構造により、音の歪みを低減し、点音源とリニアフェーズな再生を狙っている。
プリメインアンプSU-G700は、フルデジタルアンプ「JENO Engine」や、スピーカーのインピーダンス特性の変動によって生じるアンプ側の特性の乱れを軽減する「LAPC」を搭載。処理する信号強度ごとに回路を分離した3セクション構造を新たに採り入れ、回路間の干渉を抑えてクリアーな音を実現するという。
テクニクスのアイコンでもある大型の針メーターや、アルミニウム削り出しのボリュームノブを装備するなど、細部までこだわって設計しているとのことだ。
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