HOME> ニュース> DigiFi(デジファイ)No.25 3月2日(木)発売【特別付録】ハイレゾサンプラー音源DVD/巻頭特集 ローリング・ストーンズ 他
表紙アーティスト&巻頭特集
ローリング・ストーンズ
3月2日発売のデジファイNo.25は、ハイレゾオーディオ&ミュージックの専門誌らしい詳細で入念な企画を多数お届けします。本号の表紙および巻頭を飾るのは、ブルーズに回顧した最新作や昨年敢行されたキューバでのフリーコンサートなど、多くの話題を振りまきつづけるローリング・ストーンズ。モノーラル時代から最新作まで彼らの足跡を、大型スピーカーを核としたオーディオシステムで辿りつつ、その魅力を詳しく紹介していきます。
貴方の装置&耳を試す
特別なスペシャルハイレゾサンプラーが付録に!
前号に引き続き、今号のデジファイでは、特別な音源を収録したスペシャルハイレゾサンプラーDVDが付録としてつきます。
内容は大きくふたつに分かれ、ひとつは人気チェリスト・溝口肇(みぞぐちはじめ)さんが行なったDSD録音の「パヴァーヌ」。ニューアルバム『Music Book』用の録音から(1)11.2MHzと5.6MHzの2トラックを収録(5.6MHzは、11.2MHzから変換して作成しています)。さらにこの音源に(2)15kHz以上をカット、(3)20kHz以上をカット、(4)50Hz以下をカット、(5)100Hz以下をカットするという加工を施した11.2MHz、5.6MHzのDSDファイルを2形式☓4トラック計8トラックを作成、合計10トラックを収録しました。これらの加工音源8トラックは、本音源を再生したオーディオシステムで、加工前の音源との違いが明確に判別できるのかのチェック目的で制作したトラックです。それに加えてリスナー自身がその差異を認識できるのか、という点にも活用していただきたいとの狙いも込めています。
いうならば「再生装置とそれを聴くリスナーの耳を試すハイレゾ比較音源」なのです。ぜひこのスペシャルサンプラーDVDを使って、装置と耳をお試しください。
さらに、この10トラック以外の収録音源も豪華です。日本コロムビアとタッグを組んで、同レーベルの最新ハイレゾ音源5曲を96kHz/24ビット/WAVファイルで収録したのです! 収録曲は下記の通りです。
1.「ハイレゾ時代の歌姫」との異名をとる人気シンガー、<SHANTI(シャンティ)>の最新楽曲「Home At Last」
2.ドラマ・映画分野での人気作曲家である<菅野祐悟(かんのゆうご)>初の本格シンフォニー曲『交響曲第1番 --The Border--』から「第3楽章」
3.気鋭の指揮者<アンドレア・バッティストーニ>がイタリアRAI国立交響楽団を振った『チャイコフスキー:交響曲第5番』から「第4楽章」
4.プログレ曲をアグレッシブにカバーして人気の<モルゴーア・クァルテット>の最新作『Tributelogy』からELPのカバーで「トリロジー」
5.マリンバとクラリネットのデュオ<ミカ・ストルツマン&リチャード・ストルツマン>の『Duo Catando』から武満徹作曲「翼」
デジファイ25号のスペシャルサンプラーで、世界に誇る高音質レーベル、日本コロムビアの最新ハイレゾサウンドをぜひご自身のシステムでご堪能ください。溝口肇さんのチェロと、日本コロムビアの最新音源をどーんと合計15トラック収録したハイレゾ音源入りDVDに、ぜひご注目を!
第一特集 総額50万円で組む
最愛のハイレゾを鳴らす 黄金のシステム
第1特集は『総額50万円で組む 最愛のハイレゾを鳴らす 黄金のシステム』です。オーディオ誌の定番企画として、システムプランがありますが、本特集は、ひと味違います。3名のオーディオ評論家(麻倉怜士、小原由夫、山本浩司)が、2016年にリリースされた<最愛のハイレゾ曲>を挙げ、さらにその楽曲をもっともよく鳴らすための<黄金のシステム>を数多あるハードウェアから<総額50万円>の枠内で徹底的に厳選しました。さらにそのシステムを相互試聴しあって、最愛のハイレゾが狙いどおりに再生できるのかを検証しています。これが本企画のミソで、最愛のハイレゾを鳴らす、というきわめて主観的なアプローチがどれほどの客観的な価値を備えているのか、相互チェックしたわけです。このようなアプローチにより決定した、3つの「黄金のシステム」がどのような組合せなのか、選択理由、選択経過、相互チェックも含めて必見の特集に仕上がりました。ぜひご期待ください。
ハイレゾ対応ハードウェア関連の注目記事満載
ハードウェア関連の記事としては、『新世代ヘッドフォン全9機種の実力を聴く』『ブラインドテスト〜35万~50万円クラスのSACD/CDプレーヤー』、『TIDAL MASTER ハイレゾストリーミングの衝撃』『オッポ・デジタル Soniaca DAC徹底大研究』といった記事を中心に、『ティアックNEW VINTAGEに込められたコンセプトを解き明かす』『Digi Fi New Item Test Report』等々、盛りだくさん。ご注目ください!
アーティスト関連のソフト情報もたっぷり掲載
アーティスト関連情報もたっぷり掲載しています。「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役で有名な緒方恵美さんのニューアルバム『real/dummy』の試聴インタビュー、アニメソングをはじめとする多数のヒットチューンを手がける、作/編曲家の高橋諒さんによる自曲の聴きどころ解説、さらにハイレゾ配信サイトがどのような考え方、流れで音源を販売しているのかをテーマにした直撃取材リポートなどハイレゾの世界に深く斬り込んだ記事が満載。当然ですが、楽曲ソフトあってのハードウェア。さまざまな観点から作られたソフト情報は見逃せません。
3月2日発売のデジファイNo.25は、目と耳でハイレゾオーディオの世界がいろいろな観点で楽しめること請け合い。編集部一同、心を込めて制作いたしました。ぜひお手にとって内容をお確かめください。
CONTENTS
▼Feelin' the Blues
ローリング・ストーンズ『MONOボックス』 & 最新作『ブルー & ロンサム』を大型スピーカーで体感!
大鷹俊一×和田博巳 構成=伊藤隆剛
▼スペシャルハイレゾサンプラーDVD 溝口肇/日本コロムビア篇 小原由夫
溝口肇インタビュー&新作『Music Book』のコンセプトと収録曲の聴きどころ
日本コロムビア篇の聴きどころ
▼ステレオサウンドから『Hi-Res Reference Check Disc』発売!
▼緒方恵美ニューアルバム『real/dummy』試聴インタビュー 橋爪徹
▼第一特集 総額50万円で組む 最愛のハイレゾを聴く 黄金のシステム
麻倉怜士/小原由夫/山本浩司
▼第一特集 番外篇 こうしてハイレゾ音源はつくられる! 伊藤隆剛
ハイレゾ・マスタリングの現状と配信サイトの裏側
オノセイゲン / 多田雄太(ポニーキャニオン)/辻 裕行(キング関口台スタジオ)/ e-onkyo music
▼第二特集 新世代ヘッドフォン全9機種の実力を聴く 小原由夫
オーディオテクニカ ATH-DSR9BT
ベイヤーダイナミック DT 1990 PRO
オッポ・デジタル PM1
AKG N90Q
ソニー MDR-Z1R
クロスゾーン CZ-1
MrSpeakers ETHER FLOW
ウルトラゾーン Edition 8 EX
フォーカル UTOPIA
▼エラック初のプリメインアンプEA101EQ-G 徹底テスト 逆木 一
▼DigiFi PickUp 鳥居一豊/和田博巳/伊藤隆剛/藤原陽祐
①FitEar TITAN(インイヤーモニター)
②ECLIPSE TD-M1(ワイヤレス・アクティブスピーカーシステム)
③SAYA UIA5100(DAC+プリメインアンプ)
④JVC SU-AX01(ヘッドフォンアンプ)他
▼"NEW VINTAGE"に込められたコンセプト〜ティアックNR-7CD開発陣インタビュー 麻倉怜士
▼SACDプレーヤー ブラインドテスト35万円~60万円クラス全6機種 広瀬大介×和田博巳
▼連載 買わないことには始まらない レイ・コニフ編 片岡義男
▼かをる★ meets Digi Fi's Gadgets
▼TIDAL MASTER徹底検証〜ハイレゾストリーミングの衝撃 山本浩司
▼DigiFi Interview オーディオクエスト Mr. Skylar Gray
▼注目製品深掘りリポート〜
Model1 OPPO Digital Sonica DAC(D/Aコンバーター)☓高橋健太郎
Model2 Cambridge Audio AZUR851N/CXN(ネットワークプレーヤー)☓土方久明
Model3 Accuphase DP-560(SACDプレーヤー)、E-270(プリメインアンプ)☓山本浩司
Digi Fi New Item Test Report 伊藤隆剛/逆木 一/藤原陽祐/山本浩司
▼Sound Essay 伊藤隆剛/土方久明
①GENELEC G Two
②fidata HFAS-XS20
③LINN KLIMAX DS/3
④AIM NA7
⑤Yarland THJ6PP1
▼DigiFi HiResWorld
①エンジニア/ミュージシャンが紐解くハイレゾの秘密 高橋諒(作/編曲家) 構成=伊藤隆剛
②ハイレゾ探検隊 真保安一郎
▼連載 音楽リスニングスタイル革命の行方 第四回 ジェイ・コウガミ
▼DigiFi付録をラズパイで遊び尽くす
▼筆者プロフィール
▼DigiFi Information&読者プレゼント
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ