HOME> ニュース> フェンダー、BAドライバー6基を搭載した最上位IEM「FXA9」と、スマホ対応入門機「CXA1」発表
【2017/07/05追記】
完実電気は、米国フェンダーのIEM「CXA1」のブルーモデルを7月13日に発売するとアナウンスした。
なお、CXA1のホワイトならびにブラックモデル、最上位機のFXA9は6月16日に発売済みとなっている。
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完実電気から、米国フェンダー(Fender)のIEM(イン・イヤー・モニター)「FXA9」と「CXA1」が発表された。オープンプライスで、想定市場価格はFXA9が¥148,000前後、CXA1が¥14,800前後。
フラッグシップのFXA9は、フェンダー初の全ドライバーがバランスド・アーマチュア(BA)型というモデルだ。ドライバー構成は高域×1、中域×1、低域×2、サブウーファー×2の計6基で、同社では「HEXAD」テクノロジーと呼んでいる(HEXは6を意味する)。
フェンダーらしい伸び伸びした心地よい低域再生を目指し、「Groove tuned bass port」テクノロジーによりポート形状と位置を調整したという。
着脱式のケーブルはMMCXiプラグを採用。導体は3層の銀メッキを施した無酸素銅を使用する。
フェンダー初のコンシューマー向けモデルとなるCXA1は、同社IEM初のリモコンマイク(3ボタンタイプ)を搭載しているのが特徴だ。ドライバーはφ8.5mmダイナミック型のシングル構成で、チタンコーティングを施した振動板を採用している。
本日フェンダーは発表会を開催。フェンダー本社の開発担当副社長デール・ロットさんは、「FXA9は、フェンダー初のオールBAドライバーモデルです。近年プロ向けIEMではオールBAが人気で、FXA9でぜひ実現したかった。大きなプレッシャーでしたが、これまでハイブリッド型の開発で培った技術を駆使して完成させました」とコメント。
FXA9の特徴を「オールBAモデルで難しいとされる、ダイナミックな深い低音を生み出している。かつてないオールBAのサウンドを体験してほしい」とした。
また、FXA9を作れるのは、デールさんがお墨付きを与えた職人に限られており、現在なんと1人だけ。1日の生産台数は25台だそう(間もなく2人目の職人が仕上がる予定とのこと)。2モデルとも米国カリフォルニア州ナッシュビルの同社工場にてハンドメイドで生産されている。
また、同社グローバルコンシューマーエレクトロニクス担当 上級副社長 ジム・ニンスリングさんからは、Bluetoothスピーカー2機種が開発中であることや、本年秋に素材やドライバー構成の異なる新IEMが登場予定であることが明かされた。
【FXA9の主な仕様】
●型式:密閉バランスド・アーマチュア型
●ドライバー構成:6基(高域×1、中域×1、低域×2、サブウーファー×2)
●インピーダンス:21Ω
●出力音圧レベル:121dB
●再生周波数帯域:12Hz~22kHz
●プラグ:3.5mm、L型ステレオミニ⇔MMCXi(着脱式)
●ケーブル長:1.3m
【CXA1の主な仕様】
●型式:密閉ダイナミック型
●ドライバー径:8.5mm
●インピーダンス:16Ω
●出力音圧レベル:110dB
●再生周波数帯域:14Hz~22kHz
●プラグ:3.5mm、L型ステレオミニ
●ケーブル長:1.3m
ジャンル |
イヤホン |
---|---|
ブランド名 |
Fender |
型名 |
FXA9 |
価格 |
FXA9 オープン(推定市場価格¥148,000前後) |
発売日 |
2017年 |
完実電気 サポートセンター
電話番号:050-3388-6838
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