HOME> ニュース> ヤマハから、4K/60p&HDRのパススルー、DTS Virtual:Xに対応したサウンドバー「YAS-107」、「YAS-207」、7月下旬に発売
2017年6月29日/Stereo Sound ONLINE 編集部 守安
【追記:2017/07/28】
ヤマハは、サウンドバー「YAS-107」「YAS-207」用のファームウェアアップデートを公開した。こちらを適用することで、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」が利用できるようになる。
アップデートの大まかな手順は以下の通り。
(1)PCで最新ファームウェアをダウンロード
(2)ファームウェアをUSBメモリーに展開・保存
(3)USBメモリーをバースピーカー部背面のUSB端子に挿し、アップデートを実行
なお、詳しい操作方法は同社のWebページをご覧いただきたい。
→YAS-107用最新ファームウェアのページ
→同・YAS-207用
※上記ページ内の「関連ダウンロード」の項目にファームウェア更新手順書のPDFファイルが掲載されている
*
ヤマハから5.1chのバーチャルサラウンド再生に対応したサウンドバー「YAS-107」、「YAS-207」の2モデルが7月下旬より発売される。価格はオープンで、想定市場価格はYAS-107が¥26,000前後、YAS-207は¥40,000前後となる。
上位モデルのYAS-207は、サブウーファー部分が独立した2ピース構成のサウンドバー。5.1chのバーチャルサラウンド再生に対応し、DTSの新しいバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」も搭載する(サウンドバーとしては世界初搭載。後日のファームウェアアップで対応予定)。
いわゆるバー部分となるセンターユニットは密閉型で、2ウェイ仕様のスピーカーが内蔵される。25mmのドーム型トゥイーター×2、46mmのコーン型ウーファー×4、の6スピーカー構成で、それぞれの再生周波数帯域は、トゥイーターが7kHz~23kHz、ウーファーが180Hz~23kHzだ。最大出力は合計100W。Bluetooth接続に対応するので、スマホなどのポータブル機器からの楽曲再生も行なえる(対応コーデックはSBC)。
サブウーファー部はワイヤレス仕様で、センターユニットとはBluetoothで接続する。本体はバスレフ型で、内蔵ユニットは160mm径のコーン型ウーファー×1。再生周波数帯域は40Hz~180Hzまでをカバーし、出力は100Wというパワフルなスペックを持つ。
その他スペックとしては、UHDブルーレイプレーヤーからの4K/60p&HDR映像のパススルーに対応し、対応音声フォーマットはPCM、ドルビーデジタル、DTS、MPEG-2 AACのデコードが行なえる(いずれも5.1chまで)。
●YAS-207の主なスペック
・接続端子:
HDMI入力1系統
デジタル音声入力1系統(光)
アナログ音声入力1系統(3.5mmステレオミニ)
・寸法/質量:
W930×H60×D108mm/2.7kg(センターユニット)
W180×H437×D401mm/7.9kg(サブウーファーユニット)
・消費電力:30W(センターユニット)、19W(サブウーファーユニット)
下位モデルのYAS-107は、一体型のサウンドバー。3ウェイの密閉型で、25mmドーム型トゥイーター×2、55mmコーン型フルレンジ×2、75mmコーン型サブウーファー×2の6スピーカーを内蔵する。最大出力は合計120Wで、うちサブウーファーが60W。こちらも、後日のファームウェアアップデートで、DTS Virtual:Xに対応する。
高さ(厚み)は53mmとコンパクトにまとめられているので、薄型テレビの前に置いても邪魔にならないだろう。壁掛け設置にも対応する。操作ボタンは天面に設置されていて、オシャレなタッチセンサー式となる。また、Bluetoothに対応しているので、スマホやポータブルプレーヤーと無線接続して音楽も楽しめる。なお、対応音声フォーマットはYAS-207と同じく、PCM、ドルビーデジタル、DTS、MPEG-2 AAC。
●YAS-107の主なスペック
・接続端子:
HDMI入力1系統
デジタル音声入力1系統(光)
アナログ音声入力1系統(3.5mmステレオミニ)
・寸法/質量:
W890×H53×D131mm/3.4kg
・消費電力:27W
ジャンル |
サウンドバー |
---|---|
ブランド名 |
ヤマハ |
型名 |
YAS-107 |
価格 |
YAS-107 オープン価格(想定市場価格¥26,000前後) |
発売日 |
2017年07月下旬 |
ヤマハ お客様コミュニケーションセンターオーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
電話番号:0570-011-808
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ