HOME> ニュース> ULTRASONE、チタン&ゴールド素材採用の開放型ヘッドホン「Edition 15」を発表。36万円で999台の限定生産
2017年11月 6日/Stereo Sound ONLINE 編集部・草野晃輔
タイムロードから、ULTRASONE(ウルトラゾーン)ブランドの開放型ヘッドホンで最上位機となる「Edition 15」が発表された。オープン価格で想定市場価格は¥360,000前後。999台限定生産となる。発売時期は未定で、決まり次第アナウンスされる。
ドライバーを鼓膜の同軸上から意図的にずらして自然な聴感を実現する、ウルトラゾーン独自の「S-Logix EX」テクノロジー。「Edition 15」は、これまで密閉型のみで採用されていたこの技術を、存分に発揮すべく開発された開放型ヘッドホンとなる。
ドライバーは本機に合わせて新たに開発された40mm径の「GTC ドライバー」を採用する。センターキャップにチタニウム素材、振動板にゴールド素材をハイブリッドで搭載し、広大かつ密度の高い音場空間に明瞭で定位のある音像が浮かび上がるという。
ハウジングもハイブリッド仕様で、アメリカンチェリーウッドのフレームとステンレススチールのプレートを組み合わせている。アメリカンチェリーウッドは、硬く綿密な木目を持ち、フレームに用いるのに最適な素材だ。表面の仕上げをラッカー塗装でなく、有機素材のワックス仕上げとし、経年による風合いの変化を楽しめる。ステンレススチール製プレートには1200個もの開孔穴をドライバーポジションから放射状に配置。音の抜けの良さと見た目のスタイリッシュさを両立した。
ヘッドバンドには柔らかく耐久性に優れるメリノシープスキンを、イヤーパッドにはマイクロベロア素材を採用。長時間の使用でも快適に音楽を楽しめる。また、LEMOコネクターによるリケーブルに対応し、3.5mmステレオミニプラグを備え、長さが1.2mと3mの2本のケーブルが付属する。他の上位モデル同様、本機もドイツの工場で職人の手によって1台ずつ丁寧に組み立てられている。
Edition 15の主な仕様
形式:オープン型、オーバーイヤー
ドライバー:40mm径GTCドライバー(チタン/ゴールドプレイテッド・マイラー)
再生周波数帯域:5Hz~48kHz
音圧レベル:94dB
質量336g
リケーブル:対応(LEMO端子)
付属ケーブル:1.2m(3.5mmステレオミニ)、3m(3.5mmステレオミニ)
タイムロード
電話番号:03-6435-5710
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