HOME> ニュース> USBオーディオの新転送方式「Bulk Pet」の対応製品が急増中。サウンドウォーリア「SWD-DA20」やNmode「X-DP10」他
2017年11月13日/Stereo Sound ONLINE 編集部・草野晃輔
USBオーディオの新転送方式である「Bulk Pet」(バルクペット)。この方式への対応を表明する製品が続々と登場している。
■SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)
USB DAC「SWD-DA20」(¥85,000税別)
⇒製品サイトよりドライバーとファームウェアを入手し更新が必要
■Nmode
USB DAC「X-DP10」(¥330,000税別)
⇒製品サイトよりドライバーとファームウェアを入手し更新が必要
■TEAC
USB DAC内蔵ネットワークプレーヤー「NT-505」(想定市場価格¥168,000前後)
USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「UD-505」(想定市場価格¥148,000前後)
※いずれも2018年1月27日発売予定
⇒詳細は「NT-505」製品サイトにて
⇒詳細は「UD-505」製品サイトにて
Bulk PetはUSBソリューションを供給するインターフェイス株式会社が開発した技術で、PCからUSB DACへの伝送にBalk(バルク)転送方式を用いる。
従来のアイソクロナス(Isochronous)転送方式がデータのリアルタイム性を重視し、大量のデータを一定の周期で断続的に送るため、D/Aコンバーターに処理負荷がかかる。一方のバルク転送方式は、データを欠落無く正確に送信するというもので、USBの帯域に余裕があるときは多く、ない場合は少なくといった具合にデータ量と送るタイミングをコントロールできる。これにより、送信するPC、受信するD/Aコンバーターとも処理負荷が低減され、音質が改善されるという。
この、バルク転送方式にソウルノートがいち早く注目し、採用したのは既報の通り。土方久明さんのレポートによると、一聴して分かるほど音質が向上しているという。使い勝手はそのままに音質が向上するなら、導入するUSB DACに「Bulk Pet」対応品を選んではいかがだろうか。
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