HOME> ニュース> パナソニック、液晶VIERAの新製品「TH-65FX800」、4月20日に発売。HDR映像の再現に磨きをかけた
【追記:2018/04/12】
パナソニックは、FX800シリーズの発売日について、一部関連部品の入手に遅れが生じたため、当初の4月20日から5月25日へと延期するとアナウンスした。
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パナソニックから、液晶ディスプレイの新製品「TH-65FX800」、および「TH-55FX800」が4月20日に発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格はTH-65FX800が¥380,000前後、TH-55FX800は¥280,000前後となる。
FX800シリーズは、同社4K液晶ディスプレイの中では、EX850シリーズに次ぐハイエンドモデル。型番の通り65型と55型の2製品を揃えている。
本製品の特徴は、日本の住環境に合わせて、明るい部屋(リビング)でも、コントラスト感のある映像を観られるようにしたところにある。
その第一は、高輝度IPSパネルを採用したことで、LEDバックライト(エッジ式)の出力が下位モデルよりも強力になっており、より明るい映像の再現が行なえるという。
第二は、映像処理回路「ヘキサクロマドライブ」の進化で、今回、新たに映像を部分ごとに解析する「部分解析映像処理」を行なうことで、ディテイルごとに最適な処理を施せるようになり、精細感とノイズの低減を両立させることができた。
同時に、カラーマネジメント回路(3D-LUT)は、補正ポイントを従来(EX750シリーズ)に比べて約1.6倍に増やしたことで、色かぶりしやすい暗部の正確な色再現を可能にしている。さらに、明部についても部分ごとに輝度情報を解析することができるため、白飛びを抑えつつ、その高輝度部分にある階調やディテイルをしっかりと再現できるようになった。
なお、本製品はバックライトの(発光の)部分的制御と、エリアコントラスト制御(信号処理)を掛け合わせた「Wエリア制御」にも対応しており、引き締まった黒再現と、ピーク感のある輝度再現を両立させ、よりコントラスト感のある映像を再現できるのも特徴となる。
ちなみに、映像の部分解析は4Kへのアップコンバートにも活用しているようで、「4Kファインリマスターエンジン」は、より細部の精細感アップさせることに成功しており、地上デジタルやBSデジタル放送、BDソフトなどの2Kコンテンツも、高精細でかつノイズの少ない4K映像で楽しめるようになった。
デザイン面では、フレーム幅をよりスリムにしたフレームレスデザインを採用。外辺をガラス素材とすることで、映像が浮遊している感覚を得られるような仕掛けが施されている。
デジタルチューナーは3基搭載し、HDMI入力は4系統を装備する。VODは、NETFLIXやdtv、Amazonビデオ、ひかりTV 4Kなどに対応し、4K映像やHDRコンテンツの視聴も可能だ。もちろん、HDR映像の入力も可能で、HDR10、HLG(ハイブリッド・ログガンマ)の両フォーマットに対応する。
【FX800シリーズの主なスペック】
・内蔵チューナー:地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3
・画素数:水平3840×垂直2160画素
・接続端子:
HDMI入力4系統
コンポーネント入力1系統
デジタル音声出力1系統(光)
LAN端子1系統
USB端子3系統
・消費電力:226W(65FX800)/190W(55FX800)
・寸法/質量(スタンド込):
W1453×H898×D299mm/約42.5kg(65FX800)
W1234×H775×D254mm/約32.5kg(55FX800)
ジャンル |
液晶ディスプレイ |
---|---|
ブランド名 |
パナソニック |
型名 |
TH-65FX800 |
価格 |
TH-65FX800 オープン価格(想定市場価格¥380,000前後) |
発売日 |
2018年05月25日 |
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