HOME > レビュー > 全世界13館で上映スタート。「ドルビーシネマ」の詳細を、米国の担当者に聞いた
以下の関連記事でもお知らせしていますが、現在公開中の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」はドルビーシネマで制作されています。
ドルビーシネマはHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)に対応したドルビービジョンと、天井スピーカーを使ったドルビーアトモス、またそれらを最適な環境で再生するための内装デザインをドルビーが提案する、という上映システムの総称で、映像・音質の両面で現代最高の映画体験ができるのは間違いないでしょう。
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とはいえドルビーシネマに対応した劇場は全世界でもまだ13スクリーンのみで、この"最高"の環境で「フォースの覚醒」を楽しめるのはほんの一握りにすぎない。それどころか、ドルビーシネマがどんな基準で作られているのか、あるいはこれまでの劇場とどう違うのかについても、いまひとつはっきりしていません。
そこで、Stereo Sound ONLINEでは、ドルビーシネマの詳細についてドルビー・ジャパンにインタビュー取材を申し込んでみました。まずはメールによる質問で、ドルビーシネマの概要についてうかがったので、その内容を整理してご紹介しましょう。
なおもっと突っ込んだ詳細についても、来年早々麻倉怜士さんと米国の担当者氏の間で、ビデオ会議を使ったインタビューを予定していますのでお楽しみに。
●メールインタビューに応えてくれた方
Dolby Laboratories,Inc.
Director,Content and Creative Relations
Stuart Bowingさん
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ