HOME > レビュー > 音のサロン&カンファレンス:気になったブースをピックアップ。JICO/オラソニックほか
JICO(日本精機宝石工業)のブース入り口で来場者の目を引いていたのは、360超の同社製レコード針を約50cm四方のアクリルプレートに敷き詰めたオブジェだ。こちらは専務の仲川幸宏さんが、(仕事を終えたあと)毎日2時間ずつ1ヵ月かけて作ったものだという。試聴会に持っていったところ好評で、ついに受注生産することを決定したそうだ。価格は¥200,000(税別)程度を見込んでいる。
しかし、昨今のアナログブームでレコード針の生産が追いつかないため、受注開始時期は「2年以内にできたら」とのことだった。一方、「お客様から望む声をたくさんいただいたら奮起するかも......」とのコメントもあったので、興味のある方は同社にラブコールを送ってはいかがだろうか。
オラソニック(東和電子)のブースでは、コンパクトなナノコンポシリーズのCDトランスポート「NANO-CD1」、ネットワークオーディオプレーヤー「NANO-NP1」、ヘッドホンアンプ内蔵D/Aコンバーター「NANO-D1」、そしてパワーアンプ「NANO-A1」を2台用いてスピーカーをドライブしていた。
シンタックスジャパンのブースでは、RMEのDA/ADコンバーター「ADI-2 Pro」を、ダイナオーディオプロのアクティブスピーカー「LYD5」で鳴らしていた。
ロッキーインターナショナルは、ブース内では「PC・ネットワークオーディオの世界」、「手の届く、安くて旨いオーディオ」、「目標にできるベストサウンド」と題したイベントを1時間毎に催している。
また、ブース前の廊下スペースでは、先日の「秋のヘッドフォン祭2016」でたいへんな注目を集めたフォーカルの最新ヘッドホン「EUTOPIA」(¥580,000、税別)、「ELEAR」(¥170,000、税別)が、あまり待たずに聴けるようだった。ヘッドフォン祭で試聴を断念した方には特に注目いただきたい。
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