HOME > レビュー > Stereo Sound & HiViのグランプリ授賞式開催。国内外160名のゲストが出席
本日1月25日、東京・代官山のレストラン「リストランテASO」にて、「ステレオサウンドグランプリ2016/第32回HiViグランプリ2016授賞式」が開催された。この授賞式は、昨年12月に発刊されたStereo Sound No.201に掲載している「ステレオサウンドグランプリ2016」と、つい先日発売されたHiVi 2017年2月号に掲載している「第32回HiViグランプリ2016」で賞を獲得したメーカー/商社へ、記念の盾を贈るセレモニーだ。
今年の授賞式は、受賞製品数が多かったこともあり、出席されたゲストは総勢160名を数え、中には海外から足を運んでいただいた方も。
式に先立ち、弊社会長の原田勲が登壇、昨年の創立50年を過ぎたことに触れ、次の時代への意欲を語った。
会は、まずステレオサウンドグランプリの授賞式から行われた。柳沢功力氏、傅信幸氏、三浦孝仁氏、和田博巳氏、小野寺弘滋氏、およびステレオサウンド誌編集主幹・原田勲、同編集長・染谷一により選考メンバーが紹介され、柳沢功力選考委員長のがスピーチを披露。2016年のグランプリ受賞製品の動向や、選出に至るまでの経過、そして今後の市場に期待することなどが語られた。
続いて、ステレオサウンドグランプリ2016の最高峰となるゴールデンサウンド賞を獲得した「B&W 800D3」が紹介され、B&WグループアジアリミテッドからCEOのラース・T・フンドボルグ氏が登壇、盾の授与の後に受賞の喜びを語った。
以降、34製品の受賞製品について、29名に盾が手渡された。
第32回HiViグランプリ2016の授賞式では、麻倉怜士氏、潮晴男氏、高津修氏、藤原陽祐氏、小原由夫氏、山本浩司氏、およびHiVi編集統括・辻潔、同編集長・柿沼良輔による選考メンバー紹介の後、選考委員長を務めた麻倉怜士氏がスピーチをした。
麻倉氏のスピーチは、2017年のトレンドになるであろう技術の台頭などに触れ、今後ますます盛り上がりを見せるであろう、AV市場を予見する内容となった。
盾の授与は、HiViグランプリのゴールドアワードを獲得した「ソニーKJ-100Z9D」から行われ、出席されたソニービジュアルプロダクツ株式会社・取締役副社長の木井一生氏が登壇、盾の授与後に受賞のコメントを語った。
続いて残りすべての授与が行われ、受賞者の方々がプレゼンターの麻倉氏からひとりひとり盾を手渡された。
「リストランテASO」の料理に舌鼓を打ちつつ、歓談の後、式の締めくくりとして弊社代表取締役社長・原田知幸が登壇、来場のみなさまへの感謝と、今後のステレオサウンド社の事業に関する話題などに触れた。
特に、雑誌の鋭意製作発売はもちろんながら、高音質音源のパッケージ製品販売については、アナログレコードや高音質SACD、またはハイレゾ音源などの企画を紹介、良い音源を優れた再生機器で聴くことで得られる「感動の極み」が提供できるよう邁進する決意を語った。
例年、この式を迎えると新しい年が動き出すという関係者も多く、会場では2017年が本格始動したとおっしゃる方もいた。今回集まった方々が、今年も多くのオーディオファイルやビジュアルファンの心を躍らせるような製品を輩出してくれるだろうと期待したい。
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