HOME > レビュー > 【ポタ研2017冬】デジタル研究会1 スピーカー聴取にフォーカスした講習&試聴イベントが同時開催
去る2月18日(土)に東京・中野の中野サンプラザで、フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーデオ研究会 2017冬」(通称「ポタ研」)が開催された。
Stereo Sound ONLINEでは、開催当日にツイッターを使って「ポタ研」の速報リポートを行なった。ここでは、ポタ研に合わせて開催された「デジタル研究会(デジ研)」の模様をお届けする。
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b>デジ研(デジタル研究会)第1部
中野サンプラザ6階で開催中のデジ研(デジタル研究会)会場入り口。デジ研はスピーカー聴取にフォーカスを当て、実際に音を聴き比べながらデジタルオーディオの世界を体験できるイベント
午前中の第1部のテーマは「ポータブル機器でホームオーディオを再生してみよう」。パソコンからPCMファイルの比較試聴を実施。講演はオーディオステーションの中谷彰氏
リファレンススピーカーはフォステクスG1003MGが使われていた
DELAのミュージックサーバー「HA-N1AH20/2」とiFIオーディオのUSB DAC「micro iDSD BL」を接続して再生。一聴してわかる音質の差だった
音響設備が整った部屋ではないものの、比較試聴の音の違いはよくわかる環境なので、聴くに行く価値が大いにあった
デジ研会場にはAZISのコンパクトオーディオ機器を使ったミニマムな試聴システムも展示されていた。講演の合間には愛用ヘッドホンで試聴することもできる
デジ研第2部は「いろいろ話題になっているストリーミング再生を詳しく理解しよう」。ストーミングサービスの楽しみ方を紹介する内容で、Apple MusicやSpotifyなどを聴き比べます。講師はオーディオ評論家の土方久明氏
フォステクスのスピーカーをドライブするのはB.M.C.のパワーアンプCS3
第2部は席がほぼ埋まる状態。第3部ではいい音で聴くための、ネットワーク構築のヒントが語られる予定
土方氏がTidalの試聴もしつつ、各サービスの比較を実施
総合コントロールソフト「Roon」を解説する土方氏。講演時間を過ぎても質疑応答が続いており、興味深いやり取りに席を立たない人も多い
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ