HOME > レビュー > 【春のヘッドフォン祭2017】ファイナル、平面磁界型ドライバーの技術概要を発表
Stereo Sound ONLINEでは、ツイッターを使って「春のヘッドフォン祭2017」を速報しました。ハッシュタグは「#ヘッドフォン祭」「#stereosound」。ぜひご覧ください!
このページでは、ファイナルの技術発表会の模様をお伝えします。
平面磁界型ドライバーの技術発表会が、間もなく始まります!
まずは、ファイナルの歴史から。最初はカートリッジやレコードプレーヤーから出発
ドライバーは自主開発。革新には技術力が必要というこだわりから
イマーシブエクスペリエンス(没入感)を高め、現実との境がない製品が理想という
平面磁界型は物理特性を高めやすいのがメリット
日本のオーディオ界を支えてきた重鎮、中島平太郎氏が登壇。面白そう、と今回の開発に参加したそうだ
中島さんは今年で96歳。マイクを叩く実演でコンデンサーマイクの特徴を紹介。このマイクの仕組みを利用しようとファイナルに提案したそう
まだ公表できないが、大手メーカーも開発に参加。計測機器などを使わせてもらったという
平面磁界型のドライバーは、使いこなしが課題
いろいろなタイプがあるがどれも一長一短
課題をふまえ、今回のモデルで目指したことがこれ
試行錯誤を重ねたが、平面磁界型の音質から脱却できずなかった
そこで、中島さんが薄流体層のアイディアをもらった
薄流体層は、パンチングメタルで振動板を挟んだ発音体。試作を重ねて最終的には写真の構造にたどり着いた
今回は新技術の発表会で、今あるヘッドホンはエンジニアリングサンプル
この技術を搭載した製品は9月に発売予定なので、楽しみにしてほしいとのこと
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ