HOME > レビュー > 『Stereo Sound Hi-Res Reference』、パッケージ版がついに6/20発売! ハイレゾの理解をより深めていただくための究極盤
2017年6月16日/Digi Fi編集部
6月20日、ステレオサウンドより究極のハイレゾ・チェックディスク『Stereo Sound Hi-Res Reference Check Disc』が発売される。
本作は、44.1kHz/16ビット~384kHz/32ビットPCM、2.8MHz~11.2MHz DSDで収録した音楽ファイルをBD-ROMに、同一収録曲をCDにそれぞれ収めているのがポイントだ。一部音源はすでに「mora」「OTOTOY」で配信が始まっているが、本作はそれらの音源にとどまらず、すべてを網羅した完全盤となる。
Stereo Sound
Hi-Res Reference Check Disc
パッケージ版 (BD-ROM+CD)
¥14,800(税込)
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ハイレゾ音源が普及している昨今、制作現場では音楽ジャンルに見合った録音フォーマットやサンプリング周波数/ビット数が模索され、作品に即した音源が制作されている。多彩なファイル形式が存在することは、ハイレゾ再生の趣味性を高めることにもつながっている。
今回、弊社ではハイレゾの録音フォーマットやサンプリング周波数/ビット数別の音質的特徴や音の傾向を把握し、ハイレゾ再生の理解をさらに深めていただけるよう、オリジナル・レコーディングによる音源制作を敢行した。
サウンド・プロデューサー/レコーディング・エンジニアを担当したのは、日本を代表する音づくりの専門集団ミキサーズラボに在籍する高田英男氏。このチェックディスクは、その高田氏がかつてホーム・グラウンドとして数多くの録音制作に携わり、音を知り尽くしているビクタースタジオで収録している。
リファレンス・チェック音源としてハイレゾの「音の器」の実力を厳密かつ公平に確認するため、5台のデジタル録音機を並列に用意し、全11パターンのフォーマットをダイレクト2チャンネル同時録音し、全12曲/47トラックにまとめたのが最大の特徴だ。
音楽データは編集や変換をいっさい行なわずBD-ROMに収録。同梱されるCDも音調整を施していないため、ハイレゾ音源とストレートな聴き比べが可能となる。
演奏は、高田氏録音による『TOMA Ballads3』『TOMA Ballads4』の2タイトルが日本プロ音楽録音賞ハイレゾリューション部門の優秀賞を獲得している苫米地義久(サックス)が率いる、石塚まみ(ピアノ)、石川智(パーカッション)によるアコースティック・トリオだ。
ハイレゾ再生環境がきちんと整ったオーディオシステムほど、録音フォーマット、サンプリング周波数/ビット数の違いにより、演奏の表情がガラリと変わる様子が伝わってくるはずだ。すでにハイレゾ再生を実践しているリスナーはもちろんのこと、これからハイレゾ再生にチャレンジしようと考えている方々にも、音の座標軸となるに違いない。
ステレオサウンド社が自信を持ってお届けするハイレゾリファレンス・チェック音源の決定版としてぜひご注目ください。
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