HOME > レビュー > moraがロックバンドGLIM SPANKYの3rdアルバム発売記念ハイレゾ試聴&ライブイベント開催。音の良さに本人たちも大興奮
2017年9月14日/Stereo Sound ONLINE 編集部・草野晃輔
去る9月5日に、都内で男女二人組のロックバンドGLIM SPANKY(グリムスパンキー)をゲストに迎えた、ハイレゾ試聴&ライブイベント「mora presents ハイレゾ試聴会 supported by Sony」が、都内某所で開催された。
GLIM SPANKYは、松尾レミ(ヴォーカル、ギター)と、亀本寬貴(ギター)の男女二人組のロックユニット。ハスキーで存在感のあるヴォーカルとブルージーで感情豊かなギターが魅力だ。そんなGLIM SPANKYは、昨日9月13日に3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』をリリースした。本イベントは、アルバムの発売に先立ち、聴きどころを紹介するとともにハイレゾの音質を味わってもらおうというもの。観客はmoraの利用者で、イベントに応募したなかから抽選で選ばれた60名。本レポートでは、写真を中心にイベントの模様を紹介する。
【新譜情報】
GLIM SPANKY
『BIZARRE CARNIVAL』
ユニバーサルミュージック
●CD+DVD初回限定盤(TYCT-69116)¥3,700(税別)
●CD通常版(TYCT-60107)¥2,700(税別)
●moraの配信ページ(ハイレゾ)
アルバム¥3,400(税込)、単曲¥514(税込)
●moraの配信ページ(AAC)
アルバム¥2,100(税込)、単曲¥257(税込)
※ジャケットはCD+DVD初回限定盤
ウォークマンでもハイレゾ体験できた
会場の壁際にハイレゾ対応のウォークマンとBluetoothヘッドホンが展示されていた。ウォークマンには3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』のハイレゾ音源がインストールされており、一足先に新譜を高音質で体験可能だった
イベント開始前、前説のハイレゾマンがハイテンションに登壇。聴衆を和ませるとともに、熱気を高めてくれた
イベントスタート。まずはトークから
今回の主役GLIM SPANKYの二人が登場。一番右の男性がギターの亀本寬貴(かめもとひろき)さん、そのとなりの女性がギターとヴォーカルの松尾レミ(まつおれみ)さんだ。一番左はナビゲーターで音楽コンシェルジュのふくりゅうさん。イベントの第一部は、オーディオ機器を使っての3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』のハイレゾ試聴会。試聴に入る前に、ハイレゾ音源の魅力についてトークが行なわれた
松尾レミさんはハイレゾの高音質に感心しきりで「ハイレゾだと、私たちがレコーディングスタジオで確認のために聴いている位の音質で聴けます。今日はいい音質を大音量で皆さんにも聴いていただけるので、大変楽しみにしています」とコメント
亀本寬貴さんは会場内のウォークマン展示ブースを指さし「音の良さと価格のバランスを考えると、一般的な感覚で買うのにウォークマンが一番いい選択肢じゃないかと思います」と話し、「私も聴きましたが、スタジオで録ってミックスした音の質感がきちんと出ていました」と松尾レミさんもサウンドの魅力を語ってくれた
3rdアルバム全曲をハイレゾで一気聴き
トークの次はいよいよ試聴会。ステージ上に置かれたソニーのスピーカーシステム「SS-AR1」(¥1,700,000ペア、税別)で鳴らして、ニューアルバム『BIZARRE CARNIVAL』に収録された全11曲のハイレゾ版を1コーラスずつ聴くというもの。GLIM SPANKYとふくりゅうさんもステージを降りて聴衆と同じ環境で聴いた
ハイレゾ音源の再生に使われた機器は舞台袖に設置されていた。いずれもソニーの製品で、上がプリメインアンプの「TA-A1ES」(¥210,000、税別)、下はHDD内蔵のネットワークオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」(¥210,000、税別)だ
視聴中、GLIM SPANKYのふたりは満面の笑み。音の良さを心から楽しんでいるようだ
再びトークへ。音の良さに大興奮
3人は再び壇上に上がってトーク再開。亀本寬貴さんが開口一番「いい音だね。1コーラスじゃなくて全部聴きたい。音がいいと創作意欲が湧くよね」とコメント。それを受けて松尾レミさんも「手前みそかもしれないけれど、ほんといい曲が多いと思った。制作時に聴いた音に近くて、こうやってこだわって作っていたな、というのを思い出した」と、ふたりとも興奮冷めやらぬ様子。ふくりゅうさんも「音が柔らかいよね。大音量でも気持ちよく聴けた」と話し、聴衆も納得といった様子だった
いよいよライブスタート。熱気も最高潮へ
試聴会の後は、GLIM SPANKYのミニライブステージ。1曲目は3rdアルバムから「アイスタンドアローン」が、2曲目にはデビューシングルの「褒めろよ」が披露された
3曲目と4曲目は再び3rdアルバムからで「白昼夢」と「美しい棘」。松尾レミのハスキーで力強いヴォーカルが会場に響き渡る。4曲のライブだが、聴衆にはそれ以上の満足感を得られるパフォーマンスだった
このイベントとライブの模様は、ニコニコ生放送で中継された。しかも、音声は人型のダミーヘッドの耳の部分に設置されたバイノーラルマイクで収録。視聴者は放送をヘッドホンで聴くことで、その場にいるような臨場感ある音声を楽しめるという趣向だ
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