HOME > レビュー > 【2017東京インターナショナルオーディオショウ速報】Hall D5/アクシス
"音のいい部屋"として定評があるD棟5階のアクシスのブースでは、Wilson Audio(ウィルソンオーディオ)とlumenwhite(ルーメンホワイト)のハイエンドスピーカーを使って、広々とした天井の高い空間を活かし雄大なサウンドを響かせていた。今秋以降の発売を予定している本邦初登場の最新製品も数多く展示されており、必聴必見のブースと言えるだろう。
●ブランド名:ルーメンホワイト
●製品名:Kyara
●価格:¥6,500,000(ペア、税別)
●発売時期:10月発売
デモンストレーション中の流麗なエンクロージャーのスピーカーは、オーストリアのハイエンドスピーカーメーカー、ルーメンホワイトの最新作「Kyara」(キアラ)。フラグシップモデル「White Light Anniversary」よりひとまわり小さい流線型エンクロージャーを採用するジュニア機である。白色のセラミック振動板が特徴的な5つの搭載ユニットは「セル・コンセプト・ドライバー」と呼ばれるカスタム品
●ブランド名:MSBテクノロジー
●製品名:Reference DAC
●価格:¥5,400,000(税別)
●発売時期:11月発売
アクシスの展示品のなかでもっとも注目したいデジタル機器は、米国MSB TECHNOLOGY(MSBテクノロジー)の最新機「Reference DAC」。超弩級D/Aコンバーター「Select DAC」の技術的エッセンスを投入した準フラグシップモデルで、入力部、DAC部、アナログ出力部、マスタークロック部がいずれもモジュール構成となっている。マスタークロックは標準仕様のFemto 140のほか、ジッター値がさらに低いFemto 77やFemto 33も選択可能。写真は回路部の筐体で、同サイズの電源部とスタック設置できる仕様となっている
●ブランド名:ダン・ダゴスティーノ
●製品名:PROGRESSION PREAMPLIFIER
●価格:¥3,500,000(税別)
●発売時期:12月発売
米国Dan D'Agostino(ダン・ダゴスティーノ)の最新プリアンプ。フラグシップ機「MOMENTUM PREAMPLIFIER」の基本設計を継承しつつ、新たな機能として、USB(DSD 11.2MHz対応)、同軸、光の各入力端子を装備するデジタルモジュールのオプション搭載が可能となっている。
●ブランド名:ダン・ダゴスティーノ
●製品名:PROGRESSION STEREO
●価格:¥3,500,000(税別)
●発売時期:12月発売
PROGRESSION PREAMPLIFIERと同じ「PROGRESSION」シリーズのステレオパワーアンプ。先行発売された同シリーズのモノーラルパワーアンプと同様に、出力回路の前段に「スーパー・レール回路」と呼ばれる一種の電圧ブースト回路を搭載しており、この回路の作用によって出力トランジスターの能力を最大限発揮させることが可能になったとしている。出力は300W×2(8Ω)
●ブランド名:エアー
●製品名:QX-8
●価格:未定
●発売時期:12月発売
参考出品されていた米国Ayre(エアー)の「QX-8」は多機能なD/Aコンバーター兼ネットワークオーディオプレーヤーで、イーサネット1系統(RJ45)、USBタイプB 1系統、AES/EBU1系統(XLR)、同軸2系統、光3系統という多彩なデジタルインターフェイスに対応する。Tidal、Qobuzなどのストリーミング再生も可能だ。DAC素子にはESSテクノロジーの「ES9038Q2M」を搭載している
上杉研究所 藤原伸夫氏設計・製作 6L6プッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Sun Audio SVC-200 管球王国ヴァージョン (プリアンプ)
真空管と採用パーツの変更で音質と安定性の向上を図った限定高音質仕様
エレハモ製6550EHと優れた特性のトランスが活きたパワーアンプ